歯並びの矯正装置には様々な種類があります。どんな装置を使ったらいいか分からない、この装置はどういう装置か分からない、診療の現場ではこんな質問をよく受けます。
矯正装置はそれぞれの特徴があり、スピードが早いもの、目立たないもの、痛みが少ないもの等の結果や使用感に関する違いや、矯正装置ごとの得意・不得意な症例や咬み合わせなどの違いもあります。
ここでは主な矯正装置の特徴をご説明します。まずは成人矯正から見ていきましょう。
矯正といえば多くの方が思い浮かべる装置だと思います。歯の表面にブラケットと呼ばれる小さいボタンを貼り、そこにワイヤーを通します。するとワイヤーに沿って歯が徐々に動いていきます。最初は細くて柔らかいワイヤーを通し、徐々に太くて硬いものにサイズをあげていきます。そうすることで歯が並んでいきます。
メリット
デメリット
ブラケット・ワイヤー矯正でも、使用する装置を選択できます
メリット
デメリット
メリット
デメリット
メリット
デメリット
メリット
デメリット
お子様の歯並び矯正の装置の比較
取り外しが可能で、小児矯正において比較的使用されていることが多いと思います。写真のように真ん中に亀裂が入っており、ネジを回すことで装置が開きます。装置が開くことで顎の骨に側方力がかかり、歯を並べるためのスペースが広くなります。また装置に補助線を組み込むことで、ある程度歯を動かすことができます。
ただし、臨む場所に歯を動かしていくのは難しいです。
呼んで時のごとく、急ピッチで顎を拡大し、歯が並ぶスペースを確保する装置です。基本的には自身で取外ができない固定式のものになります。
適応症例としては、混合歯列期から上顎正中口蓋縫合が癒合する12歳ぐらいまでとなります。急速拡大装置は適用症例が限られていますので、歯科医師による見極めが重要な装置です。
急速拡大装置の試用期間は長くありません。しかし、短期間で大きく拡大できることが期待できる装置です。(2週間で1cm動くケースもあります)
マウスピース型の装置を使って、舌やお口の筋肉の使い方をトレーニングしたり、習癖を改善することで歯並びを改善する方法です。
使用時間も就寝時と起きている時間の1時間程度とハードルも高くない矯正装置ですが、使用を怠ると効果は現れません。小児用トレーニング矯正装置は歯並びを改善するだけではなく、顎顔面(骨格や顔立ち)の改善につながったり、口呼吸の予防になることもメリットとして挙げられます。
ただしお子様の協力に依存するところも大きく、例え歯が並んでも成長とともに再矯正が必要になるというデメリットもあります。また、使用時間は短くても期間は長くなることが多いです(6歳〜12歳程度)。
矯正装置には様々な種類がありますが、一番大切なのは“どの器具を使うと効率よく矯正を進めることができるかの診断” と“患者様のご要望”の2つかと思います。間違った診断の元に治療を進めてしまうと、結局歯がうまく動かない、、、ということになりかねません。また、。たとえ自分が「この装置で矯正をしたい」と思っても、その装置が症例に対応できなければきちんと歯は並びません。
矯正治療はどうしても長い期間がかかってしまうため、患者様のライフステージに応じて、どのように進めたいか、どこまでキレイに仕上げたいか、という要望を自分自身で十分に理解することが非常に重要です。そのためには、必ず必要になるのが歯科医師のアドバイスです。歯並び治療はこれからの人生を大きく変えるターニングポイントにもなり得る大きなイベントとも言えます。しっかり相談して、じっくり検討して来ましょう。
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