義歯・入れ歯

HOME > 一般診療 > 義歯・入れ歯

全部床義歯(総入れ歯)

全部床入れ歯(総入れ歯)について

全部床入れ歯とは?

全部床入れ歯とは、歯が全てなくなってしまった方が使用する装置です。一般的には「総入れ歯」と言われることが多いです。総入れ歯を使うことによって、失われた機能や形態、顔貌を回復するとともに、精神的ストレスを解消し、全身の健康とQOLを維持、向上させる役割があります。

総入れ歯は歯の役割を果たす「人工歯」と粘膜の上に乗るピンク色の「床」から構成されています。部分義歯の場合は、残っている歯に金属を引っ掛けて固定しますので、この床が小さくてすみますが、総入れ歯の場合は、すべての歯を支える必要があるため、床の面積も広くなります。

歯がなくなるとどうなるの?

①噛めなくなる
歯がなくなってしまうと、歯で噛みきれなくなるので、柔らかいものしか食べられなくなります。
②飲み込みづらくなる
嚙み切りにくくなるため、口の中で食べ物を小さくできないので、食べ物が大きいまま飲み込まなくてはいけなくなります。これが原因で消化不良となったり、柔らかいものしか食べなかったりすることで、必要な栄養分が取れなくなります。ゆくゆくは、痩せてしまったり、病気になったり、全身の健康に影響が出ることがあります。
③喋りにくくなる
声を出す際、「歯」「口蓋(上顎)」「舌」「口唇」「下顎」を使って声を発しています。片方の顎の歯が全てなくなってしまうことによって、この中の「歯」と「口蓋(上顎)」または「下顎」がなくなってしまうため、喋りにくくなります。
④顔が歪んでしまう
歯がなくなると、顔のシワが増え、口唇が薄くなり、鼻の下から顎先までの距離が短くなります。入れ歯を装着することで、シワが減り、口唇は厚くなり、若々しい印象になります。

歯を失うと日常生活のあらゆるところに支障をきたしまします。最初は「1本ぐらいなくても」から始まって、その1本が引き金となり2本、3本と抜け落ち、「気がつけば全ての歯を失っていた」という方も多くおられます。それでも気にされない方もおられますが、歯がなければ食事を楽しむこともできませんし、会話も億劫になってしまいます。それを少しでも緩和してくれのが入れ歯という選択肢です。

入れ歯がないと…
見た目にも問題が…

歯がない状態

入れ歯装着

全部床義歯のメリット・デメリット

総入れ歯はメリットもあればデメリットもある治療です。

メリット デメリット
● 保険が適用になるため費用を抑えられる。
床や人工歯の種類や素材はは選べませんが、健康保険を使った治療が可能です。全ての歯を失っても、大きく費用がかかることはございません。
● 違和感が大きい。
手の平ぐらいの人工物がお口の中に入るので、違和感を感じる方は多いです。まずは1日数時間ずつの利用から初めて、慣れることが大切です。
● 適応される症状が多い。
歯ぐきが痩せていても、歯が残っていても、ほとんどのケースで適応可能な治療と言えます。
● 食事がはさまりやすい。
入れ歯と歯ぐきの間に食物が挟まることもあり、食事の度に洗浄が必要な場合もあります。
● 着け外しが可能。
取り外しが可能ですので、違和感が強いときや痛いとき、就寝時などは取り外して保管することが可能です。
● すぐに合わなくなることがある。
入れ歯は、歯ぐきの後退などお口の中の環境が変わっても合わなくなりますし、保管方法を間違えて変形して合わないこともあります。
● 治療のリスクが少ない。
薬剤の使用や外科処置(抜歯を除く)等もありませんので、治療中のリスクが少なく失敗の少ない治療です。
● 手入れが必要。
入れ歯は手入れを怠ると、匂いを伴ったり変形・破損することもあります。また、入れ歯には、カンジダという真菌が繁殖しやすいこともわかっています。入れ歯洗浄剤等を使ったこまめな手入れが必要です。

入れ歯は装着してからが大切な治療です。

入れ歯治療は完成した入れ歯をもらったら治療終了ではありません。新しい靴を買ったら靴擦れをするように、新しい入れ歯を着けたら、どこかに口内炎ができたり、お痛みが出たりすることはよくあります。

義歯調整の平均回数は、男性で約4回、女性で約5回と言われています。もちろんこれ以上かかる方もいれば、1回で終わる方もいます。しかし、新しい義歯を作った方の多くが2回以上の調整を歯科医院側にお願いしているということです。義歯ができたら自分のお口にきちんと合っているか、直してほしいところはないか、しっかり確認し、調整を行っていきましょう。

また、その入れ歯を使い続けることが最も重要です。使わずに乾燥させてしまえば変形してしまいますし、装着していない期間もどんどん歯槽骨(歯を支えていた骨)は吸収され、口腔内の状態は変わっていってしまいます。ですから義歯をもらったら、毎日の装着とお手入れをきちんと行っていきましょう。

※1)義歯の調整回数は平均4.4±1.8回(男性3.8回,女性4.9回)であった

この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤 詩です。
Dr内藤

入れ歯の注意点

入れ歯を装着された患者様へ

入れ歯の手入れについて

入れ歯の管理には、ホームケア(患者様自身が行うこと)とプロフェッショナルケア(歯科医師や歯科衛生士が行うケアのこと)があります。入れ歯は装着したら終わり、ではなく、装着後の管理がとても大事です。

「入れ歯が合わなくなった」と言う声を聞いたことはありませんか?これは単に咬む力で変形してしまった場合や落下や取り扱い不良による変形であることもありますが、実は加齢やお薬による骨の退縮・変形が原因であることも考えられます。いずれにしても、合わなくなった入れ歯を使っていると口腔内を傷つけたり、何より咀嚼や発音に問題が生じることもあります。

ですから入れ歯は定期的にチェックや調整を行う必要があります。では、日常的に入れ歯を使う上で、どのようなことに気をつける必要があるのでしょうか。

装着後の入れ歯調整

入れ歯を使用されたことがある患者様はお分かりだと思いますが、初めて着けたときは、ご飯が食べづらい、痛い、喋りづらい等、違和感を訴えられる患者様が多くいます。そういった場合、入れ歯調整が必要になります。これはホームケアでできるものではなく、プロフェッショナルケアの領域です。ご自身では入れ歯を削ったり磨いたりしないでください。

もし今ご使用の入れ歯に違和感がある方は、我慢せずに医院までお問い合わせ下さい。

清掃方法

不潔な状態の義歯を使用していると、誤嚥性肺炎のリスクが高まってしまいます。2009年の調査では、肺炎は日本人60〜80代の死亡原因の4位、90代以上では2位となっています(※1)。 入れ歯用ブラシと洗浄剤を使って、入れ歯を綺麗に保ちましょう。入れ歯を落とさないように、水を張った洗面器の上で行うと、入れ歯を落として破損させる心配がないのでオススメです。洗浄剤には、ブラシで落とせない着色やプラークを除去できる効果があります。

※1)肺炎 死亡数112004名 死亡率89.0% 割合9.8% 全体の第4位

入れ歯の取り扱い

入れ歯専用の容器による保管をお願いします。入れ歯は乾燥に弱く、乾くと変形する場合があります。入れ歯を使っていない間は、専用容器にお水や洗浄剤を入れてその中で保管するようにしましょう。ティッシュにくるんだり、机の上に置いておいたりすると、誤って捨ててしまうことがあります。

場合によっては担当医から、入れ歯をつけたままでの就寝を指示させていただくこともあります。わからない場合は、お気軽にお尋ねください。

プロフェッショナルケア(定期検診)による管理

長期間使用していくと、人工歯が咬耗したり、表面が粗造になってきたりします。また、入れ歯と接している歯肉やその下にある骨も経年的に吸収してくることで、適合が悪くなることがあります。

そのままにしておくと、さらに歯肉に炎症が起こったり、さらなる骨吸収が引き起こされてしまいます。

歯科医院では微妙な調整や簡単な修理など、即日で対応可能なこともたくさんあります。不具合がなくても、気づいていない破損や変形があるかもしれません。こういったことを避けるために、プロフェッショナルケアが必要なのです。

食事の仕方

最初の頃は柔らかいものなど食べやすいものを選んで食べましょう。片方ではなく、両方の奥歯で噛むようにしてください。また、総入れ歯の患者様は、骨吸収のリスクが高いので(※2)、できるだけ前歯で噛みちぎるのは避け、奥歯で食べるようにしましょう。

なかなか噛むことがなれない場合は、小さく切ったり細かくするなど、入れ歯でも咀嚼することが可能になる場合があります。手間はかかるかもしれませんが、噛むことで顎の筋肉を使い、認知症予防にも繋がります。しっかり噛むための工夫を心がけましょう。

また、食事の際は唾液の分泌を心がけて下さい。唾液を出すことで、消化作用や抗菌・洗浄作用が促され、咀嚼を補助してくれたり、口腔内の粘膜を保護する働きもあります。

※2)顎堤の状態は,下顎は上顎よりも「悪い」が多かった.口蓋隆起は79%下顎隆起 は 29%,臼後隆起前縁部の骨吸収は26%でみられた.顎堤のアンダーカットは切歯部にみられた.

着脱の仕方

入れ歯をつけるときは、少し水分をつけてから装着するようにしましょう。部分入れ歯をつけるときは、装着方向に沿って無理な力をかけず、噛み込まないようにしましょう。外すときも同様に、無理な力をかけないようにしてください。

総入れ歯を外す際は、前歯部分を少し押し込み、吸着を外した状態で入れ歯を取り外してください。

着脱の仕方は、入れ歯装着時に担当医からご説明していますが、わからにくいところや忘れてしまった場合はお気軽にお尋ね下さい。

この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤 詩です。
Dr内藤

部分床義歯(部分入れ歯)

部分床義歯による歯の欠損治療

部分床義歯とは

部分床入れ歯とは、歯が数本なくなってしまった場合に使用する装置です。歯を失ったあとの治療法には、義歯(入れ歯)・ブリッジ・インプラントの3つが主な選択肢となりますが、義歯(入れ歯)の一番の特徴は、ほかの治療と違い患者様ご自身で自由に取り外しができるということです。歯科医院では義歯・部分床義歯(ぶぶんしょうぎし)と呼びますが、日常的には「入れ歯」と呼ぶことが一般的です。

部分床義歯は他の欠損補綴と違い、人工の歯だけでなく、歯を支える義歯床と呼ばれる歯の土台や、義歯が外れないように健康な歯にひっかけるクラスプというワイヤーなどから作られます。けっその補綴の治療の中では、最も多くの装置が入る治療と言えます。そのためはじめは違和感を感じる方も多い装置ですが、概ね3ヶ月ほど着けていくとある程度は慣れることが多いようです。

入れ歯のメリットとデメリット

入れ歯のメリット

噛めるようになる
他の欠損補綴治療よりも治療期間が短いことが多く、咀嚼力は落ちるものの「噛む」という機能を取り戻すことが可能です。
見た目が改善される
歯の隙間に補綴が入るため、金属の部分や針金が見えることがありますが、欠損部分の目隠しになります。
発音の改善
欠損部分の空隙から空気が漏れることを防ぐことができるため、空気が漏れるような発音の障害が改善されます。
保険が適用される
一般的な欠損補綴で入れ歯・ブリッジ・インプラントのうち、保険が適用されるのは入れ歯とブリッジです。3割負担の方でおおよそ5,000円〜13,000円程度の治療費になることが多いです。
取り外しが可能
違和感や痛みを感じることがあるものの、取り外しが可能なため痛い時は取り外すことが可能です。また、取り外して洗浄できるため口腔内より容易とも言えます。ただし長時間外していると変形の原因にもなるので注意が必要です。

入れ歯のデメリット

違和感が大きい
入れ歯の大きさは小さくても親指程度のサイズとなります。また、お口の中で多少動いたり、外れることがあるため、違和感を感じます。
噛みづらい
入れ歯は噛むたび、若干沈み込みます。そのため顎に力を入れて噛んでも食物が噛みちぎれないこともあります。入れ歯の満足度を調べたアンケートでは食べられる食品の数が満足度を下げる要因になっていたことがわかっています(※1)
う蝕(むし歯)のリスクが高い
入れ歯には人口歯、義歯床、クラスプなど、たくさんの部品が付いています。そういったことにより、口腔内に菌が増えてしまい、むし歯の原因になることがあります。
義歯性口内炎
入れ歯の表面に付着するカンジダと呼ばれる真菌によって、口内炎ができやすくなると言われています。抵抗力が落ちている高齢者であれば、カンジダ症が原因で肺炎になることもあります(※2)。
審美性が低い
歯がない状態よりは見た目は改善されますが、天然歯が生えそろっている状態に比べると金属部分が見えたり、歯ぐきと床の境目が見えることもあるため、見た目を気にされる方には自由診療の義歯や他の治療が適切です。

※1)義歯の満足度が不良な群では食べられる食品の数が有意に少なかった

※2)義歯装着者では口腔カンジダ症が多いと考えられていたが,近年の報告では,義歯装着者が口腔カンジダ症になりやすいわけではなく,義歯清掃が十分行われていないことによって口腔カンジダ症に罹患するものと考えられている

入れ歯の治療例

治療内容臼歯部欠損により、咀嚼障害を訴えている患者に対し、臼歯部に義歯の装着、その他のカリエスに対し、補綴のやりかえを行った。

期間約4ヶ月(13回)

費用義歯、レジン前装冠×4歯 約45,000円

リスク 突然このような大きい義歯を装着すると、違和感が大きく出ます。義歯の存在により舌のスペースが狭くなり、呼吸がしにくくなったり、前歯舌側面に下が当たり、発音がしづらくなったりすることがあります。

入れ歯を入れないとどうなる?

入れ歯は歯の移動を防止します。

実際に治療の現場では、「抜けたのは奥歯だから見た目わからないし、歯がなくなった今でも、全然噛める」と言われる方、とても多いです。しかしこれが危険です。確かに歯が数本なくなっても、噛めないことはありません。しかし、そのほったらかしにしている間に、お口の中では少しずつ変化が起こっています。

歯を失ってしまうと、両方の隣の歯が、なくなった部分を埋めようとして倒れこんできます。また、咬み合わせの反対側の歯も、なくなった部分を埋めようとして伸びてきます。これが進行すると、その後歯がなくなったところに入れ歯などの治療をしようと思っても、周りの倒れてきた歯あ邪魔で治療が困難になります。そうなると治療回数も増えてしまい、費用もその分かかってしまいます。歯が抜けた後の治療が大切なのはそのためです。早めの治療介入をお奨めします。

この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤 詩です。
DH内藤

【自由診療 費用】義歯治療

自由診療の義歯(入れ歯)治療

種類 説明 料金

BPSデンチャー
【全部床義歯】金属を使わない、「よく咬める」「痛くない」「外れない」「美しい」を目指したオーダーメイド入れ歯です。高い使用感を求める方にお薦めする義歯で、制作にはBPS専属の技工士が携わります。 オーダーメイド600,000円+税
セミオーダー 400,000円+税

金属床デンチャー
【全部床義歯】口の中の粘膜と密着する「義歯床」に金属を使用した入れ歯です。金属を使うことにより強度が増し、熱を通すためレジンの義歯より温度も感じやすくなります。 コバルト 260,000円+税
チタン 350,000円+税
プラチナ 570,000円+税

ノンクラスプデンチャー
【部分床義歯】クラスプという義歯を固定する金属部分がない部分入れ歯です。クラスプを着けるための歯の切削も必要としません。クラスプによる歯の切削や、不快感が嫌な方にお薦めの義歯です。 少数歯 210,000円+税
多数歯 400,000円+税

コーヌスクローネデンチャー
【部分床・全部床義歯】茶筒のような構造で歯と義歯を固定する義歯です。クラスプの必要がなく、しっかりとした固定をしながら取り外しが可能な義歯になります。残存歯があることが条件となります。 500,000円+税※別途支台歯費用
支台歯1本 120,000円+税

エステティック
それぞれの義歯(自由診療のもの)の見た目を、天然の歯肉や歯に近づける審美性を付与するオプションです。 200,000円+税

メタル人工歯
人工歯(歯の部分)に金属を使用することで硬度を高め、咀嚼力を向上させます。 200,000円+税

義歯・入れ歯治療に関するQ&A

義歯・入れ歯治療についてのよくある質問

image
Q.入れ歯はいくらくらいで作製出来ますか?
A.保険適応の義歯であれば、約3,000円〜15,000円で作製ができます。費用に幅があるのは患者様によって足りない歯の本数や義歯の設計、使用する人工歯の素材、クラスプ(金具)の素材が異なるためです。一般的に失っている歯の本数が多ければ多いほど、費用は高くなると思っていただいて良いと思います。他にも自由診療(保険適応外)の精密義歯(約200,000円〜600,000円)もございます。保険の義歯が合わない・長持ちする入れ歯を作りたいというご要望があればカウンセリングにてご説明いたします。
Q.入れ歯を作るのは、何ヶ月くらいかかりますか?
A.ご予約の状況にもよりますが、2週間〜2ヶ月で作製が出来ます。その後、必要に応じて、入れ歯調整を行なっていき、より使いやすく、患者様のお口に合った入れ歯を作製していきます。
Q.入れ歯を作るのは、何ヶ月くらいかかりますか?
A.ご予約の状況にもよりますが、2週間〜2ヶ月で作製が出来ます。その後、必要に応じて、入れ歯調整を行なっていき、より使いやすく、患者様のお口に合った入れ歯を作製していきます。
Q.入れ歯を何度作っても合いません。何か方法はないですか?
A.お口の中に髪の毛が入って、気持ちわるいなと感じたことはないですか?お口の中は、髪の毛のようなとても細いものでさえ、とても過敏に反応するのです。それよりも何百倍も大きい入れ歯がお口の中にずっとあるのですから、違和感はあって当然です。慣れやすい人もいれば、どうしても慣れない方もおられます。また、保険適応の入れ歯は、アクリルレジンというピンク色の材料を使用していますが、アクリルレジンは強度が弱いので、厚みを持たせることで強度を強くしています。この厚みが、より違和感を強くしてしまうのです。
保険適応外の精密義歯であれば、アクリルレジンではなく金属を使用できるので、義歯の厚みを薄くすることができ、違和感が軽減します。また、入れ歯自体が違和感が大きいのであれば、インプラントなどの他の選択肢もありますのでご相談ください。
Q.痛い時は外していても大丈夫ですか?
A.短時間なら問題ないですが、長期間外していると隣の歯が倒れてきたり、咬み合わせの歯も伸びてきたりと他の歯に悪影響が出てきます。また、外し癖がついてしまうと義歯の装着時間の低下に繋がります。義歯を着けずに過ごしてしまうと、
・残っている歯に負担をかけるためダメージが溜まる
・残っている歯が動いてしまうため歯並びが変わる・悪くなる
・義歯が変形したり口腔内の変化により合わなくなる
・口の周りの筋肉が衰え、発音等に障害が出る
などのリスクも考えられます。痛みや違和感が出た場合は外すだけではなく、歯科医院で義歯を調整してもらいましょう。
Q.入れ歯の金具が嫌なのですが、どうにかならないですか?
A.金具=クラスプと呼ばれるものですね。入れ歯は、お口の中の粘膜部(歯肉)と歯に支えられて、お口の中で機能しています。クラスプがないと、引っかかるところがなく、お口の中で動いてしまうので、噛むことができなくなったり、お口から飛び出てしまったりします。つまり、クラスプはとても重要な役割をしており、入れ歯において、不可欠なものなのです。
しかし、クラスプにも欠点はあります。歯に金具が引っかかることによって、プラーク(口腔内の細菌)もクラスプに引っかかってしまうのです。これは入れ歯をつける時間が長ければ長いほど、プラーク付着は増えていきます(※1)。プラークが付着している時間が長くなれば虫歯になってしまいます。
これを防ぐために、食事の後は必ず入れ歯を外し、歯と入れ歯を洗浄し、綺麗にした状態で再度入れ歯を装着していただくようお願いいたします。

※1)クラスプ装着による鉤歯へのプラーク付着状態ならびにその形成過程と,自浄性への影響を解明するために本実験を行った結果,プラーク付着量は経時的に増加する.

Q.義歯安定剤は使ってもいいのですか?
A.市販されている安定剤には、義歯粘着剤とホームリライナーがあります。使用することによって、入れ歯の動揺が少なくなると言われています(※2)。しかし、使い方を間違えば、お口の中での入れ歯の位置を変えてしまうことになり、骨や歯肉に大きなダメージを与えてしまうことになります。また、長時間の使用で、歯肉に炎症が起こることも報告されていますので、短期間での使用をお勧めします。いずれにしても、歯科医師の管理のもと、ご使用いただくのが安全です。

※2)義歯使用中の接着剤の全体的な効果を観察した結果、義歯安定剤が義歯の動きを減少させ、咀嚼機能を改善することを示唆しています。

Q.お手入れはどうすれば良いでしょうか?
A.毎食後、義歯を外し歯ブラシ等で洗う事が望ましいです。外している間は、水の中で保管したり歯ブラシでは落とせない汚れや細菌を除去できる義歯洗浄剤を使用するのもお勧めです。
Q.新しい義歯を作りたいのですか可能ですか?
A.保険制度上6ヶ月以上空いていれば作成可能です。長年使用し古くなっていたり、痛みが出ている場合などは新たに作成が必要かと思いますので、現在使用されている義歯を確認し検討していきましょう。
Q.義歯に種類はありますか?
A.自費治療も含めれば様々な種類の義歯があります。違和感を少なくできたり、金属のバネを見えないものにできたりと保険治療ではできない治療も自由診療では可能になるので一度相談してみてください。
Q.総入れ歯でも歯磨きは必要ですか?
A.総入れ歯でも歯の根が残っている部分があればブラッシングが必要です。ブラッシングを怠ると歯周病菌が悪さをして、口臭がひどくなったり、歯茎がはれたり、義歯が合わなくなったりすることもあります。
この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤 詩です。
Dr内藤

アップル歯科尼崎駅前

  • 〒660-0803 兵庫県尼崎市長洲本通1丁目4-18 ヴィラレオーネ1F
  • お支払いには各種クレジットカードが利用出来ます。(電子マネーは現在準備中)
友だち追加
曜日
診療開始 9:30 9:30 休診 9:30 9:30 9:30
診療終了 18:30 18:30 休診 18:30 18:30 17:00

2020年6月22日開院

休診日:水曜・日曜・祝日
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。

診療カレンダー

アクセス・地図

地図
公共交通機関をご利用の方へ
  • JR尼崎駅 南口を北側に出て南へ徒歩30秒、尼崎駅前交差点渡って右手側。
  • 阪神尼崎駅 より阪神バス尼崎市内線[11系統・23系統]乗車、小田地区会館停留所下車徒歩6分
お車でお越しの方へ(駐車割引券有り)

グループ医院のご紹介

4つのアップル歯科

アップル歯科尼崎駅前

TOPページへ

明石アップル歯科

明石アップル歯科 明石アップル歯科 医院HPへ

三宮アップル歯科

三宮アップル歯科 三宮アップル歯科 医院HPへ

加古川アップル歯科

加古川アップル歯科 加古川アップル歯科 医院HPへ

Copyight© 2020 Apple Dental Clinic. All Right Reserved.

Page Top