料金表

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【自由診療 費用】精密根管治療

自由診療の歯の根の治療

種類 説明 料金
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MTAセメント
感染した歯髄を段髄し、神経を残すための治療です。これまで神経を取り、失活歯になるしかなかったような状態でも、MTAにより歯に生活反応を残したまま保存することが可能となります。
治療期間…1日、治療回数…1回
50,000円
税込55,000円
(別途補綴費用が必要です)
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精密根管治療
マイクロスコープを使い、ラバーダム防湿を行った上で専用のファイルや薬剤、時間をかけて歯の根の治療を精密に行います。通常の歯の根の治療に比べ、治療歯の予後が良い結果を期待できます、
治療期間…2週間、治療回数…2~3回
100,000円
税込110,000円
(補綴込み)
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スペシャルエンド
歯内療法の専門医を招いて歯の根の治療を重点的に行う方法です。専門医は歯の根の治療のみとなりますので、その他に補綴料金等が必要となります。
治療期間…1日、治療回数…1回
300,000円〜別途見積もり
(税込330,000円~

ガミースマイルの治療

歯ぐきが見えるガミースマイルでお悩みなら

ガミースマイルとは

ガミースマイルとは、笑った時に歯ぐきが過度に露出し目立ってしまう状態を言います。むし歯のリスクが上がったり、歯ぐきが見えるからと言って咬み合わせに問題があるわけではないので、必ずしも治さなくてはいけないものではありませんが、笑う時に歯ぐきが見えてしまうのを気にして、笑顔が減ってしまうという方もおられるそうです。

「笑えない」「笑うのが恥ずかしい」と思うことで感じるストレスは、口腔内よりむしろ精神的なダメージが大きく、ご本人の性格まで左右することもあるかもしれません。

ガミースマイルの治療は「美容整形が必要」とお考えの方もおられるようですが、実は歯科医院で治療が可能な場合も多くあります。

ガミースマイルの原因

上唇の位置が高い
もともと上唇が短くて位置が上がり過ぎる方は、本来唇で隠れる部分の歯ぐきが見えてしまいますし、上唇の筋力が強く過剰に動いてしまう方は笑った時に上唇がさらに上に引き上げることで歯ぐきが見え過ぎてしまいます。
歯の長さが短い
歯が見えている歯の長さよりも短いことにより、歯ぐきの見える面積が大きくなり目立つため、ガミースマイルと認識されやすくなります。これは実際に歯が短いというよりは、歯本来の長さは変わらず歯ぐきの中に埋まっている歯の割合が高い場合が多いです。
歯の位置が低い・前すぎる
歯の位置が下がりすぎたり、前すぎたりする原因は上顎骨の過剰な発達によります。上顎骨は上あごにある骨のことで、上の歯を支えている骨になります。この骨が縦に伸びていると歯ぐきの面積が大きくなり、前に出ていると歯ぐきが唇を押し上げてしまうため唇に覆われず歯ぐきがより見えてしまいます。

ガミースマイルの治療法

ガミースマイルになってしまう原因は大きく分けて3つあります。

リップリポジショニング

上唇と歯ぐきの間にある粘膜を取り除き縫合することで、笑った時に上唇の上がる量を少なくする治療法です。

費用:自由診療 150,000円(税込165,000円)

メリット 後戻りしにくい
1回の治療で完了する
デメリット・リスク 術後に腫れる
後戻りする場合がある
うっすらと傷口が残る場合がある

歯冠長延長術(クラウンレングスニング)

歯ぐきと歯を支えている骨の形を整えることで、本来見えているはずの歯の大きさまで歯を出す方法です。

費用:自由診療の場合 1歯 50,000円(税込55,000円)

メリット 後戻りしにくい
治療期間が短い
デメリット・リスク ダウンタイムがある
一過性の知覚過敏などがでることがある

歯肉切除

歯を覆っている歯ぐきを取り除くことで、本来見えているはずの歯の大きさまで歯を出す方法です。

費用:自由診療 1歯 30,000円(税込33,000円)

メリット 1回で終わる
術後の腫れや痛みが少ない
デメリット・リスク 後戻りしやすい
一過性の知覚過敏などがでることがある
後戻りの可能性がある

外科+矯正

上顎骨が前に出過ぎている場合外科手術によって、上顎骨を後ろに下げます。外科手術のみだと歯並びは変わらないので、歯並びが気になる場合はそれと併用して、矯正治療を行う必要があります。

費用:自由診療 歯列矯正標準治療費 850,000円(税込935,000円)+病院での外科手術

メリット 後戻りしにくい
デメリット 治療期間が長くかかる
ダウンタイムがある

歯科用アンカースクリューを用いた矯正

一般的にワイヤー矯正と呼ばれている治療の一つで、上顎の前歯部分の歯ぐきにネジのようなもの(歯科用アンカースクリュー)を埋めて、そこからゴムを用いて前歯を歯ぐきの方向に動かす方法です。

費用:自由診療 歯列矯正標準治療費 850,000円(税込935,000円)+歯科用アンカースクリュー 20,000円(税込22,000円)×本数

メリット 手術をしなくて良い
デメリット 歯根吸収が起こりやすい
治療期間が長くかかる
どの治療が自分には必要?

ガミースマイルは治療したいけど、自分にはどの治療が適しているのか、実際には自信では分かりづらいと思います。

治るか、治らないのか、自分の場合どの治療法になり、いくら費用が必要で、どの程度治療期間を要するのか、色々気になることはあるかと思います。

ですから、まずは一度相談にお越し下さい。「歯肉切開ならやりたいけど、矯正が必要ならやらない」や、「歯ぐきにメスをいれるのは嫌」など、あなたのご要望をお伺いしながら、私達歯科医師が適切な治療法をご提案致します。もちろん、治療するかしないかは、相談後に判断していただいて構いません。

歯ぐきが見えるのが気になって、思い切り笑えない…、そんなお悩みをお持ちなら、まずは相談から始めましょう。

よくある質問

Q.リップリポジショニングは痛いですか?
A.リップリポジショニングは、粘膜表面を切除して上口唇と歯茎の空間を小さくことで、見える歯茎の面積を減らす治療です。粘膜の切除と聞くと、とても痛そうなイメージを持たれるかと思いますが、施術中は麻酔がしっかりと効いていることを確認した上で進めますのでご安心ください。ただし、術後は麻酔の効果がきれると痛みを感じますので、歯科から処方された痛み止めなどを正しく服用してください。
Q.ガミースマイルの治療は保険適用されますか?
A.美容目的の治療となりますので、自費診療となります。
Q.ガミースマイルは歯列矯正で治るの?
A.歯並びや咬み合わせ原因となっている場合は、歯列矯正のみで改善できることもあります。ただし、笑った時に唇がめくれ上がる場合は、外科手術が必要になる可能性が高いです。症状によって治療方法も異なりますので、歯科にご相談することをおすすめします。
Q.ガミースマイルは珍しい症状なの?
A.国内でガミースマイルの方は20〜30代で約10%だと言われています。そのため決して珍しい症状ではありません。
Q.ガミースマイルは自然に治ることもある?
A.加齢とともに口の周りの筋肉が衰えることで、唇の位置が下がることで歯肉の露出が減ることはありますが、自然治癒することはありません。
Q.ガミースマイルを治療せずに放置するとどうなるの?
A.ガミースマイルは病気ではありませんので、外見が気にならないのであれば方って置いてもほぼ問題はありません。強いて言うならば、歯肉が過度に露出していることで、空気に触れることが多くなり、唾液量が減ることがデメリットです。唾液には細菌の繁殖を抑える効果がありますので、歯周病や虫歯リスクが多少上がるとも考えられていますが、ガミースマイルの一番のデメリットは審美面にあると考えております。
この記事の編集・責任者は歯科医師の酒江 実歩です。
Dr酒江

【自由診療 費用】補綴物

インレー(詰め物)の料金表

種類 説明 料金
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ゴールドインレー
ゴールド(金合金)で作成する詰め物です。銀(パラジウム合金)の詰め物に比べむし歯になりにくく、適度な柔軟性もあり、噛み合う歯へのダメージも少ない詰め物です。
治療期間…むし歯治療後2週間程度、治療回数…虫歯治療後2〜3回
80,000円
税込88,000円
(金相場による変動有り)
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セラミックインレー
セラミック(陶器)で作成する詰め物です。色味や風合いを他の天然歯に合わせることで違和感がほとんどなく、樹脂に比べて着色や汚れもつきにくいことからむし歯や歯周病のリスクも軽減できる詰め物です。
治療期間…むし歯治療後2週間程度、治療回数…虫歯治療後2〜3回
55,000円
税込60,500円
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セラミックアンレー
セラミック(陶器)で作成する、歯の上部全体を覆う・もしくは咬合面全体を覆うような大きめの詰め物です。色味や風合いを他の天然歯に合わせることで違和感がほとんどなく、樹脂に比べて着色や汚れもつきにくいことからむし歯や歯周病のリスクも軽減できる詰め物です。
治療期間…むし歯治療後2週間程度、治療回数…虫歯治療後2〜3回
55,000円
税込60,500円
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ダイレクトボンディング
むし歯を必要量だけ削り、コンポジットレジンという樹脂を盛ることで審美的に回復する方法です。大きな虫歯等の場合は適応されません。
また、施術者は限られますが、より審美的な回復を目指すプレミアムダイレクトボンディングもあります。
治療期間…むし歯治療後2週間程度、治療回数…虫歯治療後2〜3回
30,000円
税込33,000円
プレミアムダイレクトボンディング 50,000円
税込55,000円

クラウン(被せ物)の料金表

種類 説明 料金
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ゴールドクラウン
ゴールド(金合金)で作成する被せ物です。銀(パラジウム合金)の詰め物に比べむし歯になりにくく、適度な柔軟性もあり、噛み合う歯へのダメージも少ない被せ物です。
治療期間…むし歯治療後3週間程度、治療回数…虫歯治療後4〜6回
160,000円
税込176,000円
(金相場による変動有り)
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デジタルクラウン
ミリングマシン(セレック)という機械によって作成する被せ物です。素材はセラミックですので白く、汚れや着色も付きにくいという特徴は同じですが、審美性や適合性は技工士が作成するもには及びません。また、審美部位(前歯)にも使用することはできません。
治療期間…コアセット後2週間、治療回数…コアセット後2回
70,000円
税込77,000円
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メタルボンドクラウン
外側にセラミック、内側に金属を用いたセラミック性の被せ物です。裏打ちに金属をあてることで、強度が増すため、食いしばりが強い場合の破損を防ぎます。
治療期間…むし歯治療後3週間程度、治療回数…虫歯治療後4〜6回
100,000円
税込110,000円
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オールセラミッククラウン
E-maxセラミックというセラミックを使った被せものです。技工士が作成する補綴物で、強度もあり、審美性にも優れた歯です。また、汚れや着色も付きにくいという特徴があります。
治療期間…むし歯治療後3週間程度、治療回数…虫歯治療後4〜6回
120,000円
税込132,000円
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ジルコニアセラミッククラウン
ジルコニア(人工ダイヤモンド)で裏打ちをしたセラミックの被せ物です。ジルコニアの強度と、セラミックの審美性を併せ持ちます。ただし透過性はオールセラミックよりやや劣ります。
治療期間…むし歯治療後3週間程度、治療回数…虫歯治療後4〜6回
130,000円~160,000円
税込143,000〜176,000円
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フルマウス加算
全顎的な補綴治療が必要な場合、咬み合わせを考慮した治療計画が必要なため、加算されます。 治療費の10%〜20%

その他補綴に関する料金表

種類 説明 料金
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ラミネートベニア
天然歯を薄く削り、付け爪のようにセラミックを貼り付けることで、審美的な回復や改善を行います。
治療期間…2週間程度、治療回数…3回
120,000円
税込132,000円
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仮歯
治療途中、補綴物ができるまでの仮の歯です。

リスク・副作用
・耐久性が低く、割れる・取れる・ずれる・変色するリスクがあります。
・長期間の使用を想定していないため、仮歯期間が長くなるほど隙間からばい菌が入りやすく、二次カリエス等の感染リスクが高くなります。
・最終補綴やプロビジョナルほど精密ではないため、咬み合わせがしっかり合わない場合があります。

1歯2,000円
税込2,200円
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プロビジョナル
最終補綴物を入れる前の精密仮歯です。咬み合わせや形状を確認し、最終補綴物の審美性や適合を高めるために作成する特別な仮歯です。

リスク・副作用
・レジンの特性があるため、割れる・取れる・ずれる・変色する可能性があります。
・長期間の使用を想定していないため、仮歯期間が長くなるほど隙間からばい菌が入りやすく、二次カリエス等の感染リスクが高くなります。

1歯10,000円
税込11,000円
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ファイバーコア
ガラス繊維強化樹脂を使ったコア(歯の土台)です。透明性があるためセラミックの透過性と相性がよく、よりきれいな見た目を希望される方向けのコアです。また、適度な弾力性もあるため、歯根にかかる負担も抑えてくれます。ただし、金属のコアに比べると耐久性に劣るため、咬合力が強い方の場合は向いていません。

リスク・副作用
・金属のコアに比べ耐久性が低く、咬合力や外的なダメージにより折れる可能性があります。
・耐久性が低いため咬合力が強い方や咬み合わせ上力が加わりやすい部位には適用できないことがあります。

1歯15,000円
税込16,500円
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ゴールドコア
金を使ったのコアです。金特有の柔軟性があり、アレルギーも少ないコアです。

リスク・副作用
・強度が強いのでヒビ・破折リスクはメタルコアと同程度の高さがあります。
・被せ物をセラミックにした場合、セラミックの透過性によりファイバーコアより審美的に劣ります。
・再根管治療時にはゴールドコアを除去するのは困難になります。

1歯20,000円
税込22,000円

金属を使わないメタルフリー治療

金属を使わない治療(メタルフリー・ノンメタル治療)

歯科治療といえば、歯を削ることを思い浮かべる方も多いと思います。歯科医が歯を削るには2つの理由と目的があり、一つはむし歯の除去として、感染した歯質を削って除去します。もう一つは詰め物や被せ物を着けるために「形成」といって形を整えるためにキレイに削り出します。

もちろん削った後には代わりの歯を入れるわけですが、これを歯科医院では「補綴物」と言います。耳慣れた言葉にすると「詰め物」とか「被せ物」と呼ばれるものです。この詰め物や被せ物の治療時、保険治療の場合銀歯になることも多くあります。今では強化プラスティックのような白い素材も多くなっては来たものの、強度や部位、大きさによっては樹脂では間に合わず、金属になる場合も多々あります。

しかし、この金属を口腔内に入れた場合、あなたの身体には2つのリスクが伴います。一つは二次カリエス(むし歯の再発)、もう一つは歯科金属アレルギーです。二次カリエスは可能性の高低はあるものの、どんな治療においてもあるリスクです。しかし、金属アレルギーは、口腔内に金属が入っている方に限って伴うリスクと言えます。

金属アレルギーは、口腔内に金属を入れた途端発症するものとは限らず、経年とともに口腔内で溶け出した金属が身体に蓄積して身体に赤みやかゆみ、腫れ・湿疹などとして身体に現れます。中には皮膚の赤みやただれが出ても、それが口腔内にある金属が原因であることに何年も気づかない方もおられます。

当院では、金属アレルギーが心配な方や皮膚の疾患が金属アレルギーが原因ではないかと疑われておられる方に、金属を使わないメタルフリー治療をご提案しています。お口の中にある金属が不安な方、お口の中に金属を使用したくない方は、お気軽にメタルフリー治療について担当医までご相談ください。

歯科金属アレルギーについて

歯科金属アレルギーとは、アレルギーの原因物質となる歯科治療に使われた金属が口腔内で溶け出し、その再刺激による身体の過敏な反応や、溶け出した金属を身体が吸収してしまうために起こるアレルギー反応の一つです。他の金属アレルギーと違って怖いのは、口腔内の場合、詰め物や被せ物を入れてすぐに身体に影響が出るわけではなく、数日〜数年経ってから身体にアレルギー症状が現れることもあることです。そのため、多くの方がアレルギー症状の原因が歯科金属によるものだと気づかないまま悩まれています。

報告の多い症状でいうと掌蹠膿疱症という疾患で、手のひらや足の裏にかゆみを伴う多数の水疱や膿の袋が現れては潰れという症状を繰り返す病気です。

他にも、背中の湿疹や、アトピー性皮膚炎のような症状で悩まれていた方、口腔内の金属を除去することで改善したという事例は珍しい話ではありません。(※1)

原因はわからないが突然皮膚に赤みや発疹・水疱が出た、あるいはその症状を繰り返している場合で、皮膚科に行っても原因がわからない場合、一度口腔内を鏡でご確認下さい。もし、歯科金属による補綴があれば、金属アレルギーの可能性もあります。もしお調べされたい場合は、当院から皮膚科医にご紹介状を書くことも出来ますし、ご本人様がかかりつけの皮膚科医に「金属アレルギーのパッチテスト」を後いら頂くことになります。皮膚の疾患が金属アレルギーによるものであれば、口腔内の金属を撤去し、金属を使用しない治療にやり変える「メタルフリー治療」をすることで、皮膚疾患の改善が期待できます。

※1)東北大学歯学部付属病院の小児歯科外来において,歯科臨床に応用される修復物,補綴物,矯正装置に使用されている金属に対し,金属アレルギーを生じた症例を数例経験した。これらの患児はすべて何らかのアレルギー性疾患すなわちアトピー性皮膚炎,喘息,食物アレルギーなどを有していた。

メタルフリー治療のメリット・デメリット

メリット
  • 金属アレルギーのリスクがなくなる、改善が見込める
  • 金属を使用しないため見た目の違和感が小さい
  • 金属の代わりにセラミックを選択された場合、二次カリエスのリスクも下がる
デメリット
  • セラミックの場合は保険が効かない
  • 皮膚疾患が100%なくなるわけではない
  • 治療時は一時的に症状が強く出ることがあります

金属アレルギーの方へのメタルフリー治療

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金属アレルギーの診断には、皮膚科でのパッチテストが必要です。金属アレルギーの方に対し、当院(歯科)で可能な治療は、口腔内の金属の除去とやり替えになります。また、パッチテストでアレルギーの原因物質が特定できたとして、その金属を除去する際には口腔内にその金属が飛散するため、一時的に症状が強く出ることがあります。そのため、メタルフリー治療を行う際は、当院がご紹介する皮膚科もしくはご自身のかかりつけの皮膚科にかかって頂く必要があります。金属撤去の当日には、症状を抑えるためのお薬を処方頂くなど、皮膚科と連携することで、患者様の負担を小さくします。

また、被せ物で、条件を満たしていれば「CAD/CAM冠」というレジン(プラスティックのようなもの)による金属を使用しない治療もあります。ただし、レジン冠はセラミックのような耐久性や審美性はありませんので予めご注意下さい。

金属アレルギーの症状

掌蹠膿疱症
手のひらや・足のうらに膿疱というぶつぶつが繰り返し出来る病気です。
扁平苔癬
そう痒を伴う炎症性発疹が現れる疾患で、バラバラに現れる発疹が徐々に融合してうろこ状のくずのようなものを伴った班ができてきます。
接触性皮膚炎
かぶれ言われる湿疹性の炎症です。湿疹が長期間続くと、皮膚がごわごわした状態になることもあります。

特に掌蹠膿疱症については、パッチテストで陽性となった金属が口腔内に入っている歯科金属と同じであった確率が高かったという研究もあります。つまり、掌蹠膿疱症は歯科金属が原因の金属アレルギー症状として可能性が高い症状とえます。手のひらや足の裏に多数の膿疱が突然出現した場合は、一度口腔内をチェックしてみましょう。金属アレルギーが疑われる場合はお気軽にご相談下さい。

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金属の入った口腔内

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金属をセラミックに変えた口腔内

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治療の内容:皮膚科にて金属アレルギーのパッチテストにより陽性反応がでた患者に対し、金属を使用した補綴の除去を行い、セラミックによる補綴にやり変えた。(下顎のみ)
期間:約3ヶ月(10回)
費用:デジタルセラミック✕5歯、セラミックインレー✕2歯、コンポジットレジン修復✕1歯 計460,000円(税込506,000円)
リスク:金属補綴除去後は、金属補綴の切削屑が口腔内に飛散するため、一時的にアレルギー反応が強く出ることがあるため、通院中の皮膚科と連携を取りながら治療を行う必要があります。セラミック補綴は陶材、コンポジットレジンはプラスティックのため、強い噛み締めや継続的な食いしばり、外部からの衝撃等により割れたり取れることもあります。

ノンメタル治療に関するQ&A

ノンメタル治療についてのよくある質問

Q.皮膚に発疹が出ているのですが、歯の金属が原因であればそちらで治療可能ですか?
A.歯の金属が原因であるとわかっていれば、金属の除去とやり替えは可能です。しかし発疹や痒みになどに対する治療に関しては、皮膚科にかかって頂く必要があります。また、歯の金属が原因であるかどうかも、皮膚科にてパッチテストを受診いただき、口腔内の金属を照らし合わせる必要があります。皮膚科は、当院からご紹介状を書くことも出来ますし、ご自身のかかりつけ医と当院が連携させていただくことも可能です。
Q.保険でノンメタル治療はできますか?
A.基本的には難しいと考えていただいた方が良いかと思います。というのも、金属を使わないCAD/CAM冠というハイブリッドレジン(プラスティックのような樹脂)による補綴(被せ物)がありますが、これらを適用できる部位は限られています。詰め物においても、コンポジットレジン(プラスティックのような樹脂)による治療もありますが、大きさや場所によっては樹脂ではできないこともあります。可能な限りの治療は保険内でご提案しますが、部位によっては自由診療も検討頂いたほうが、見た目・むし歯の再発リスクに置いても良い結果を得られることもあります。カウンセリングでじっくりご相談の上お決め頂ければと思います。
Q.セラミックの歯にすれば虫歯になりにくいのですか?
A.例えば銀歯などに比べて、リスクは低いと考えられます。セラミックは陶器のようなものですので、お皿やコップで考えてみて下さい。例えばプラスティックのお皿と陶器のお皿では、どちらが汚れが落ちやすいでしょうか?プラスティックのお皿などは、カレーなどの後その黄ばみが取れずに使えなくなったというご経験のある方もおられるのではないでしょうか?
例えば金属であれば、継ぎ目のところに汚れが溜まって取れないという想像はきますでしょうか?汚れが落ちやすいのはやはり陶器のお皿で、すわなち歯にしても汚れが落ちやすい=むし歯や歯周病のリスクが下がるということになります。
ただし、リスクがゼロになるわけではありません。セラミックであっても二次カリエスになることもあれば、歯周病になって抜け落ちることもあります。どんな歯でもしっかりセルフメインテナンスを行い、定期的に歯科にてチェックを行うことが大切です。
Q.金属アレルギーではなくてもノンメタル治療は可能ですか?
A.もちろん可能です。むしろ、ノンメタル治療を行う患者様のほとんどは、金属アレルギーを発症しておられない場合が多いです。その理由としてはまず見た目にきれいなこと、そして予防的観点からもノンメタルを希望される方も多くおられます。笑ったときに銀歯が見えるのが嫌、何度も同じ歯がむし歯になるのでむし歯になりにくい歯にしたいなど、ノンメタル治療を希望される理由は様々です。お気軽にご相談下さい。
Q.掌蹠膿疱症のような症状が出ていますが、銀歯は10年以上前にいれた1本のみです。金属アレルギーの可能性はありますか?
A.金属アレルギーかどうかの診断は出来かねますが、可能性としては十分に考えられます。歯科金属は経年とともに溶け出し、身体に吸収されます。例えば去年までは問題がなくても、今年から症状が発症したということもあり得ると思います。ご心配でしたら皮膚科にてパッチテストを受診の上、陽性金属にアマルガムやパラジウム等が含まれたいた場合はお気軽にご相談に起こし頂ければと思います。
Q.金やチタンでも金属アレルギーになることはありますか?
A.可能性はゼロではありません。実際、チタンに関しては近年の研究において、一定数の陽性者数がいることも確認されています。チタンはインプラント等で使用される金属ですが、「イオン化しにくい」事、「皮膚に触れないこと」から、アレルギー反応は出にくいものと考えられます。しかし、口腔内にチタンや金があり、皮膚疾患等の金属アレルギー症状があるのであれば、チタンや金を含めたパッチテストを皮膚科にて受診されることをお奨め致します。
この記事の編集・責任者は歯科医師の田中公之です。
Dr田中

歯並び矯正相談

歯並びについて専門家に相談


歯並びシミュレーション

歯並びを気にされておられる方なら「もし自分が矯正をしたらどんな風に変わるのかな?」と思ったこともあるのではないでしょうか?

当院ではiTero(アイテロ)5Dという光学式口腔内スキャナーを使って、わずか約15分程度で歯並び治療のシミュレーションを行うことが可能です。iTero5Dは主に歯の型取りをDATAとして読み込んだり、見えないむし歯を見つけたり、歯垢や歯石の取り残しの確認・咬み合わせのチェックも行えるスキャナーですので、シミュレーションで特に費用をいただくことはありません。もちろん、シミュレーションをしたからといって、矯正をしないといけないわけでは決してありません。軽い気持ちで、シミュレーションを受けてみてください。

当院の矯正相談は、このシミュレーションの結果を見ながらお話することが可能です。

あくまでシミュレーションですから、100%その通りになるとは限りませんが、自分の歯並びが将来どんな風になるのか、ある程度わかった上で、安心して矯正を始めることができます。

矯正相談

オンライン無料矯正相談

オンラインで、およそ30分のお手軽にできる相談です。審査・診断まではできないので、詳しいお話はできませんが、来院前に聞きたいこととや疑問にお答えすることができます。

オンライン無料矯正相談は、18:30からの30分(医院の診療終了後)。

ご予約は、WEB予約「新規の方」メニューから一番下の「オンライン無料矯正相談」をお選びいただき、18:30の「○」印がついていればご予約可能です。お気軽にご利用下さい。

オンライン無料相談をご利用される場合は、予約確定メールにWEB問診票のリンクがありますので、必ずご入力下さい(入力時間1分)。

オンライン相談

無料歯並び相談

「自分のは並びは矯正が必要なのか?」「自分の歯並びを治すにはどうすればいいのか?」歯並びを気にされておられる方でしたら、もしかしたら鏡を見るたびこのようなお悩みにふけってしまわれることもあるのではないでしょうか?

当院では、治療をすすめるに当たり、患者様のご要望と我々歯科医師のご提案をすり合わせるために、患者様1人につき1回以上のカウンセリングを行うよう努めています。

その中で、「歯並びが気になる方」「歯並び治療が必要な患者様」には、矯正に特化したカウンセリングも実施させて頂いております。主に診療後の30分程度で、治療ではありませんので費用は頂いておりません。「矯正するかどうか迷っている」「今はいいけど将来的には矯正したい」など、必ずしも今から矯正をしない場合でも結構です。歯並びについてお悩みなら、お気軽にご相談下さい。

矯正専門相談

無料歯並び相談で矯正を希望された患者様や、矯正治療を主訴としてご来院頂いた患者様には、日本矯正歯科学会の認定医による矯正専門相談を受診いただきます。(自由診療2,000円+税)

矯正を行う上で、最も大事なのは、最初の診断と治療方針です。噛みやすさ、見た目、虫歯になりにくい歯並び…。どれも譲れるものではありません。矯正歯科医とは、矯正に特化した歯科医師です。一般歯科医師は、そのほか虫歯治療、インプラント、審美歯科、外科治療を主とする歯科医師です。歯並びを治す際、実際は矯正だけでなく、虫歯治療を合わせて行うことがほとんどです。矯正歯科医と一般歯科医師が、ともに手を組み、治療を行うことで、様々な観点から患者様を健康なお口に導いて行きます。これが一般歯科で矯正を行う大きなメリットです。

当院では、月に1回矯正相談の日を設けており、矯正の専門的なお話は日本矯正歯科学会の認定医とお話をしていただくことができます。矯正は長く続く治療です。お痛みやトラブルを伴う治療ですので、相性の合う歯科医院を選んで、安心して矯正治療をしていただきたいと考えております。わからないこと、不安な点をお尋ねください。

マウスピース矯正専門診断

マウスピース矯正は、ゴール(どんな歯並びになるのか)を目視で決めてからスタートします。つまり、始めの診断がしっかりしていないと間違ったゴールへ向かってしまうのです。ワイヤー矯正であれば、途中で方向転換は可能ですが、マウスピース矯正は、それが困難になります。

正しい診断・治療計画が立つと、自効率的に歯が動くので治療のスピードが上がります。人によっては2年かかるはずのところが1年強で終わることもあります。当院では、マウスピース矯正の診断を日本矯正歯科学会認定医・ アラインテクノロジー社クリニカルスピーカーの松岡伸也先生にも依頼可能です。

松岡先生はマウスピース矯正症例数6,000ケース以上を経験されたマウスピース矯正のスペシャリストです。マウスピース型矯正装置による治療をご希望の患者様は、まずはお気軽に担当医までご相談下さい。

この記事の編集・責任者は歯科医師の田中 公之です。
Dr田中

【自由診療 費用】短期集中歯科治療

短期集中歯科治療に必要な費用

種類 説明 料金
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麻酔鎮静一式
「静脈内鎮静法」という健忘効果のある麻酔により、手術や治療時の恐怖心、嘔吐反射をコントロールします。痛みに関しては局所麻酔を併用することで消失させます。費用は麻酔のみの費用となります。別途治療費が必要となります。 100,000円~200,000円
税込110,000円〜220,000円
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歯科医師貸し切り
2時間
担当歯科医師が2時間専属で治療します。2時間で進められる限りを治療を行います。 40,000円
税込44,000円
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歯科医師貸し切り
4時間
担当歯科医師が4時間専属で治療します。4時間で進められる限りを治療を行います。 80,000円
税込88,000円
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歯科医師貸し切り
8時間
担当歯科医師が8時間専属で治療します。8時間で進められる限りを治療を行います。 160,000円
税込176,000円
笑気麻酔
笑気麻酔
亜酸化窒素というガスを鼻から吸入し、リラックスした状態で治療を行います(治療費は別途必要となります)。 30分/5,000円
税込5,500円

※鎮静麻酔は最大3時間までです。

ほとんどの歯を失った場合のAll-on-4治療

インプラントを使った全顎治療All-on-4(オールオンフォー)

多くの歯を失った場合のAll-on-4治療

治療方法 上顎の場合6本、下顎の場合4本のインプラントを埋入し、その上に全ての歯を並べたガム(歯肉部分)付きの上部構造を固定するインプラント治療です。
手術は 日本口腔インプラント学会専修医の吉見が監修または執刀します。
上部構造の種類 アクリリックレジン樹脂製の上部構造
チタンフレームチタンを裏打ちし、強度をもたせた上部構造
チタン+ジルコニアチタンで強度をもたせ、審美性の高いジルコニアの歯を並べた上部構造
費用
(自由診療)
下顎205万円〜290万円、上顎290万円〜340万円
(税込下顎225.5万〜319万円、上顎319万〜374万円)
治療期間 3〜6ヶ月、治療回数…5〜7回
all-on-4

短期間・低侵襲の全顎インプラント治療

All-on-4治療は、1日の手術で全てのインプラントを埋入し、当日に仮歯まで入れることができる治療です。

手術といっても、入院が必要なものではなく、朝にお越しいただければ昼過ぎに手術が終わり、その日の夕方には仮歯ができて装着してお帰りいただくことができます。

もちろん、複数のインプラントを埋入したり、顎の骨を触る治療ですので、全く痛みがないわけではありませんが、手術は静脈内鎮静法という麻酔下で、半分眠ったような状態で行います。

鎮静麻酔には、健忘効果と言って、忘れる作用が働くことが多く、治療中のことは何も覚えていないという方もおられます。

また、全顎的なインプラントを行うのに比べると、期間も3〜6ヶ月(全顎インプラントは1〜3年)と、かなり期間も短縮され、手術も一回ですみます。お時間がない方や、何度も歯医者に通うのが難しい方、手術が怖い方などにお喜び頂いている全顎治療です。

静脈内鎮静法の導入

All-on-4治療のメリット・デメリット

メリット
  • 全顎的なインプラント治療にしては治療期間が短い
  • 全顎的インプラント治療と比べて費用を抑えられる
  • 手術当日に仮歯を入れることができる
  • 治療回数が短い(5〜7回)
  • 固定式で取り外しの必要がない
デメリット
  • 外科的な手術を要する
  • 咬合力が強いと上部構造が破損する場合がある
  • 定期的なメインテナンスが必要
  • 入れ歯治療と比べると高額
  • 治療後慣れるまで違和感が残る場合がある

All-on-4とフルマウスインプラントの比較

All-on-4(オールオンフォー)
all-on-4
治療の内容 片顎4~6本のインプラントを埋入し、全ての歯を並べる治療法。
費用
(自由診療)
下顎205万円〜290万円、上顎290万円〜340万円
(税込下顎225.5万〜319万円、上顎319万〜374万円)
治療期間 3〜6ヶ月
手術 1回(半日)
フルマウスインプラント
フルマウスインプラント
治療の内容 歯が抜けた箇所を全てインプラント及びインプラントブリッジで補う治療法。
費用
(自由診療)
片顎350万円~500万円程度
(税込385万円~550万円)
治療期間 1~3年
手術 複数回(1〜3回)

All-on-4治療の症例

Before

After

治療の内容 咬合崩壊に対する上顎総義歯と、下顎のインプラントオーバーデンチャー(All on 4)を用いて治療を行った
期間・回数 6ヶ月・10回(カウンセリング、検査、義歯作成、仮歯への置き換え等含む)
費用 自由診療:下顎All-on-4 220万円(税込242万円)
リスク・副作用
  • インプラント手術後、まれに唇、舌、頬、歯肉そして歯牙の感覚マヒが一時的に発生する場合もあります。また、近接歯牙、顎、上顎洞、鼻腔に対する炎症、疼痛、過敏症、組織治癒の遅延及び顔面部の内出血(紫斑や黄斑など)が避けられない方もまれにおられます。術後、3~4日目になると腫れ止めが切れるため傷口が腫れてきますが、殆どの場合、1週間程度で傷口は治ります。
  • 術中に、歯牙や骨の状態により手術内容が予定より変更することも起こりえます。
  • 術中に、予定していた骨の量が足りない場合には、追加の骨造成が必要になることがあります。(治療代5万円)
  • 喫煙、飲酒は正常な治療の妨げとなります。術後1週間は控えてください。
  • 処方された薬剤の服用により吐き気、めまい、眠気、咳、お腹が緩くなるなど一時的な副作用が現れることがあります。
  • インプラントの耐久性は、天然歯同様、口腔衛生状態(喫煙の有無、喫煙者の協力度、咬合力、咬み合わせ、骨量、歯肉量、歯磨き、メンテナンス)により変化します。
  • 食いしばり・歯ぎしりが強い場合、部構造が破損する恐れがあります。
  • 血圧が高い場合、手術ができないことがあります。
  • 骨量が少ない場合はAll-on-4治療の手術自体ができない場合があります。

歯周病による欠損に対する両顎All-on-4治療

Before

After

治療の内容 歯周病で全顎的に動揺している歯を抜歯し、上下顎共にインプラントオーバーデンチャー(All on 4)を用いて治療を行った症例。
期間・回数 6ヶ月・10回(カウンセリング、検査、義歯作成、仮歯への置き換え等含む)
費用 自由診療:上顎All-on-4治療 220万円 下顎All-on-4治療 180万円 総額400万円(税込440万円)
リスク・副作用
  • インプラント手術後、まれに唇、舌、頬、歯肉そして歯牙の感覚マヒが一時的に発生する場合もあります。また、近接歯牙、顎、上顎洞、鼻腔に対する炎症、疼痛、過敏症、組織治癒の遅延及び顔面部の内出血(紫斑や黄斑など)が避けられない方もまれにおられます。術後、3~4日目になると腫れ止めが切れるため傷口が腫れてきますが、殆どの場合、1週間程度で傷口は治ります。
  • 術中に、歯牙や骨の状態により手術内容が予定より変更することも起こりえます。
  • 術中に、予定していた骨の量が足りない場合には、追加の骨造成が必要になることがあります。(治療代5万円)
  • 喫煙、飲酒は正常な治療の妨げとなります。術後1週間は控えてください。
  • 処方された薬剤の服用により吐き気、めまい、眠気、咳、お腹が緩くなるなど一時的な副作用が現れることがあります。
  • インプラントの耐久性は、天然歯同様、口腔衛生状態(喫煙の有無、喫煙者の協力度、咬合力、咬み合わせ、骨量、歯肉量、歯磨き、メンテナンス)により変化します。
  • 食いしばり・歯ぎしりが強い場合、部構造が破損する恐れがあります。
  • 血圧が高い場合、手術ができないことがあります。
  • 骨量が少ない場合はAll-on-4治療の手術自体ができない場合があります。

多くの歯を失ってお悩みの方へ

All-on-4は無料相談可能です

多くの歯を失った方にとって、治療期間が短く、費用も全顎インプラントに比べて抑えられるAll-on-4治療は、魅力的と感じることも多い治療です。

しかし、いざ治療をするかどうかと考えたとき、どの程度咀嚼力戻るのか、手術は痛いのか、どの程度使えるのか(期間や機能)など、様々な疑問が湧いてきてしまうものです。

アップル歯科では、All-on-4治療を含めて、期間や費用がかかるインプラント治療に関しては、無料相談を承っております。カウンセリングでは治療のメリットだけでなく、デメリットやリスクについてもしっかりお話します。もちろん、その上でAll-on-4治療をしないという選択肢もありますし、入れ歯治療にするという選択肢もあります。

もし、多くの歯を失って、All-on-4治療が気になるようであれば、お気軽に無料相談をご利用下さい。

インプラントに関するQ&A

インプラントについてのよくある質問

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Q.インプラントの手術って危険なのですか?
A.インプラントは、正しく行えば、とても成功率の高い治療です。危険なのはしっかり勉強もせず、必要な設備もない医院で治療を行った場合などです。 当院では、歯科用CTの使用・サージカルガイドの使用・健康状態の管理・複数歯科医師による治療計画会議などの取り組みを行っています。 また、滅菌に関しても歯科よりも厳格な医科レベルでの滅菌システムの導入やディスポーサブルの活用など、感染に関しても力を入れて取り組んでいます。
Q.インプラントって痛いですか?
A.麻酔を適切に行って、インプラント治療を行なっていきますので「痛い」と感じることはほぼないと思います。これまで治療治療を受けられた方の多くは「最初は怖かった」という感想はあっても「痛かった」という患者様はおとんどおられませんでした。ただ、手術内容によっては、治療後に腫れや痛みが出ることもございます。そういった場合は十分量の鎮痛剤をお渡ししております。
Q.インプラントの費用は安くなりますか?
A.歯科医院での治療費は、医療費控除の対象になります。医療費控除とは、1年間の医療費が、合計で10万円以上かかった場合に、その費用と所得に応じて、減税されるという仕組みです。例えば、所得額が300万円、医療費が100万円の場合、控除額が13万5千円となるので、86万5千円で治療を受けたことと同じになります。ご自身で必要な書類を確定申告時に提出していただく必要があります。詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。
Q.費用は一括払いのみですか?
A.費用は分割もございます。分割回数は概ね4回程度までで、治療終了(最終の被せ物が入る)までお願いしています。もちろん分割手数料などはございません。お支払い方法は、現金・お振込・クレジットカード・電子マネーなどがご利用いただけます。分割回数を多くしたい場合は、金利が3.2%程度かかりますがデンタルローンもご利用いただけます。
Q.相談に行きたいのですが、治療するかどうは話を聞いてから決めてもいいですか?
A.もちろん結構です。相談の結果、その他の治療法を選んだいただいても問題ありません。どの治療を選択されても全力で治療にあたらせていただきます。
Q.他の歯科でインプラントを考えているのですが、そちらにも相談に行っても良いですか?
A.お気軽にお越しください。ただし、セカンドオピニオンの場合は自由診療として費用を5,000円(税込5,500円)を頂戴しております。その後当院で治療をされる場合は治療費から差し引きさせてたいだきます。
Q.他の歯科でインプラントができないと言われたので、そちらでも調べてもらえますか?
A.お気軽にお越しください。他院で難しいと言われた場合でも、当院できる場合もございます。インプラント治療ができる・できないの多くは骨の状態によって判断される場合が多いのですが、しっかり研鑚を積み、骨造成や移植などの技術を適切に行うことができれば、インプラント治療が可能になることも多くあります。難易度が高い前歯の治療も当院は承っております。
ただし、重度の糖尿病や特定のお薬をお持ちの方、高血圧など、全身疾患がある場合は治療ができないこともあります。
Q.他の歯科でインプラントができないと言われたので、そちらでも調べていただきたいのですが・・・
A.お気軽にお越しください。他院で難しいと言われた場合でも、当院できる場合もございます。インプラント治療ができる・できないの多くは骨の状態によって判断される場合が多いのですが、しっかり研鑚を積み、骨造成や移植などの技術を適切に行うことができれば、インプラント治療が可能になることも多くあります。難易度が高い前歯の治療も当院は承っております。
Q.インプラントはすぐ出来ますか?
A.手術時間だけに関して言えば、30分〜2時間で完了します。ですが、インプラントの被せ物が入るまでには4〜7ヶ月かかります。 image
インプラントの性質上、これより期間を短くすることは基本的にできませんが、場合によっては、即時荷重という方法で被せ物を早く入れることも可能となります。ぜひご相談ください。期間は長いですが、治療回数は5回程度で終わることが多く、月に1回程度の受診です。頻繁に歯科医院に通うわけではないので、お忙しい方でもご予約がお取りしやすいと思います。
Q.インプラントは一生持ちますか?
A.もちろん生涯その歯を保たれる方も大勢おられますが、当然ながら個人差はあります。諸説ありますが、10年間インプラントが持つ可能性が95%以上と言われています(※1)ので、とても長持ちする治療と言えます。上の歯と下の歯を比べると、下の歯の方が長持ちしやすいという研究結果も出ています。ですが、あくまで人工物です。車を買っても買い換えるように、インプラントはやりかえが必要になることもあります。

※1)aplan-Meier法で算出した上部構造装着後のインプラント体10年生存率は,上顎で96.4%下顎で94.0%で,埋入部位による差はなかった.

この記事の編集・責任者は歯科医師の田中 公之です。
Dr田中

【自由診療 費用】インプラント

インプラント治療に必要な費用

種類 説明 料金
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ベーシック
手術代
メーカー:オステム社
アジア人の骨格に合わせて作られたインプラントです。適応には限りがあります
治療期間…2〜6ヶ月、治療回数…4〜7回
340,000円
税込374,000円
※トータルフィー
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スタンダード
手術代
こちらは最も選ばれるプランです。様々な部位や症状に適応できる上に、インプラント体も世界的に評価・実績の高いメーカーのものを使用します。患者様の「ストローマン社製」もしくは「ノーベルバイオケア社製」のいずれかを患者様の症状・状況に合わせて選択します。
治療期間…2〜6ヶ月、治療回数…4〜7回
410,000円
税込451,000円
※トータルフィー
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プレミアム
手術代
インプラント体はスタンダードと同様に「ストローマン」もしくは「ノーベルバイオケア」のものになります。被せ物は審美性・機能性ともに優れているジルコニア・セラミック等を使用しますので、前歯の治療におすすめのプランです。
治療期間…2〜6ヶ月、治療回数…4〜7回
440,000円〜490,000円
税込484,000円〜539,000円
※トータルフィー
※ベーシックのフィクスチャー及び上部構造には3年、スタンダード・プレミアムのフィクスチャーはメーカーによる生涯保証が付きます。(※1)

※上記費用には検査代・手術代・抜糸代・被せ物代・仮歯代・麻酔代が含まれています。

※1)インプラント保証の目安

インプラント
+
上部構造
手術代 合計 1〜3年
経過後
4年経過後
手術代40%
5年経過後
手術代50%
6年経過後
手術代60%
7年経過後
手術代70%
8年経過後
手術代80%
9年経過後
手術代90%
10年経過後
手術代100%
ベーシック
上部構造3年保証
¥140,000 ¥200,000 ¥340,000 ¥0 ¥220,000 ¥240,000 ¥260,000 ¥280,000 ¥300,000 ¥320,000 ¥340,000
スタンダード ¥210,000 ¥200,000 ¥410,000 ¥0 ¥80,000 ¥100,000 ¥120,000 ¥140,000 ¥160,000 ¥180,000 ¥200,000
スタンダード ¥240,000〜
¥290,000
¥200,000 ¥440,000〜
¥490,000
¥0 ¥80,000 ¥100,000 ¥120,000 ¥140,000 ¥160,000 ¥180,000 ¥200,000

検査に必要な費用

種類 説明 料金
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CT
歯科用CTにより骨の状態を立体的に確認します。また、専用のソフトによりインプラントの埋入シミレーションを行うことで、インプラント治療の安全性を高めます。 10,000円
税込11,000円
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精密検査
模型、口腔内・顔・口元の写真、10 枚法レントゲン、パノラマレントゲン、セファログラム、顎関節パノラマ、フェイスボーマウント、歯科用CT等、姿勢の写真等、治療計画に応じてあらゆる資料を採取します。 30,000円
税込33,000円

移植術・インプラントの手術のオプションの費用

種類 説明 料金
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GBR
痩せて細くなってしまった顎の骨に、人工の骨を足すことで骨造成を行います。 免荷期間…2〜6ヶ月、治療回数…1回 50,000円~100,000円
税込55,000円〜110,000円
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ソケットリフト
口腔内から上顎洞底部という頬の空洞の手前にある膜を持ち上げ、間に人工骨や自家骨を移植したり、再生療法によって骨造成を誘導します。
免荷期間…2〜6ヶ月、治療回数…1回
50,000円
税込55,000円
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サイナスリフト
上顎のインプラントで上顎洞部の骨が少なく、即時埋入が出来ない場合に側方からアプローチして上顎洞に骨を足す治療法です。
免荷期間…2〜6ヶ月、治療回数…1回
150,000円~200,000円
税込165,000〜220,000円
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骨造成
インプラント手術の際に骨が足りない場合に骨を足す処置です。
免荷期間…2〜6ヶ月、治療回数…1回

リスク・副作用
・個人差はありますが、術後1週間程は腫れや痛みを伴う場合があります。
・全身疾患をお持ちの方や喫煙者等は、創面の治癒不全のリスクが高くなります。

100,000円
税込110,000円
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抜歯即時埋入
通常、抜歯後骨が出来るのを待ってから埋入術を行うのに対し、抜歯をした後まもなく抜歯窩にインプラントを埋入する方法です。抜歯からインプラント手術までの期間を大幅に短縮できます。

リスク・副作用
・抜歯と埋入を分ける方法に比べて感染リスクが高くなるため、感染対策をしっかり行う必要があります。
・歯周病罹患者や骨量が少ない場合は、インプラントが生着しない可能性があるため適応できない場合があります。

50,000円
税込55,000円
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ブロック骨移植
インプラントを行う部位に、足りない骨を自分の骨を他の部位から削りだして移植します。

リスク・副作用
・移植骨が安定しないことや感染によって再治療となるリスクがあります。
・移植のために健常な骨を切り取らなければならない、侵襲性の高い治療となります。
・切り出せる骨量には限りがあるため、適応が限られます。

100,000~150,000円
税込110,000円〜165,000円

オール・オン・4の費用

種類 説明 料金
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アクリリックレジン
(基本)
片顎4本(上顎は6本)のインプラントを埋入し、そこに全ての歯を並べる全顎治療です。多くの歯を失った患者様に適したインプラント治療です。
治療期間…3〜6ヶ月、治療回数…5〜7回
下顎:2,050,000円
税込2,255,000円
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チタンフレーム
All-on-4のオプションで、フレームにチタンを使用することで上部構造の強度を大幅に高くしてくれます。故障・破損を予防でき、治療終了後の再作成のリスクを軽減します。
治療期間…3〜6ヶ月、治療回数…5〜7回
上顎:2,900,000円
税込3,190,000円
下顎:2,500,000円
税込2,750,000円
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チタン+ジルコニア
All-on-4のオプションで、強化したチタンフレームの上にジルコニアの歯を並べる方法です。歯をジルコニアにすることで審美性の高い上部構造が作成可能です。
治療期間…3〜6ヶ月、治療回数…5〜7回審美性も機能性も高く、親和性に優れており、アレルギーなども少ない素材です。
上顎:3,400,000円
税込3,740,000円
下顎:2,900,000円
税込3,190,000円
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All-on-4仮歯
All-on-4治療の際の仮の歯です。2つ目までは基本の料金に含まれていますが、3つ目以降の破損は費用を頂きます。 150,000円
税込165,000円

オール・オン・4の補綴費用

種類 説明 料金

メタルボンド
All-on-4の上部構造の歯の部分に、メタルボンドを使用した際の補綴込みの費用です。費用はおおよその目安となり、詳細はお見積りとなります。 3,500,000円~4,000,000円
税込3,850,000円〜4,400,000円

ジルコニア
All-on-4の上部構造の歯の部分に、ジルコニアセラミックをを使用した際の補綴込みの費用です。ジルコニアは審美性の上に強度を備えており、壊れにくく、美しい仕上がりが期待できます。費用はおおよその目安となり、詳細はお見積りとなります。 4,000,000円~5,000,000円
税込4,400,000円~5,500,000円

歯列矯正の種類と費用

様々な矯正装置

当院では歯列矯正の方法を大きくわけて3種類ご用意しています。その中からさらに目立ちにくくする方法、歯並びの状態によって異なる装置など、いくつかの選択肢があります。

どの装置が良いのかは、患者様のご要望や現在の歯並び、ご職業や生活スタイルなどによっても変わってきます。アップル歯科ではそれらをお伺いし、私たちが考えるあなたにとっての最適な歯列矯正の方法を一緒に考えます。

矯正装置の大分類

精密義歯はメリットもあればデメリットもある治療です。

マルチブラケット矯正装置 舌側矯正 マウスピース型矯正装置
見た目

×

ワイヤーやブラケットが見える

正面からは装置が見えない

ほぼ透明で気づかれにくい

痛み

×

ワイヤーによって引っ張られる痛み

×

ワイヤーによって引っ張られる痛み

ワイヤーがないため痛みが少ない

舌感

表側でも舌にはあたる

×

舌側に装置があるため違和感が強い

凹凸がないため比較的感じにくい

歯磨き

やや難しい

×

難しい

通常通り

自身でする事

ほぼない

ほぼない

×

ご自身で交換が必要

シミュレーション

×

できない

×

できない

できる

シミュレーション

多い

×

かなり多い

少ない

来院頻度

月に一回程度

月に一回程度

1〜3ヶ月に一回程度

来院期間

約2〜3年

約3〜4年

約半年〜3年

費用(両顎)

720,000円
(税込792,000円)

調整料(約1ヶ月毎)5,000円(税込5,500円)

1,100,000〜1,400,000円
(税込1,210,000〜1,540,000円)

調整料(約1ヶ月毎)5,000円(税込5,500円)

600,000〜850,000円
(税込660,000円〜935,000円)

調整料込み

分割でのお支払いについて

アップル歯科クリニックではお支払回数に応じて3つの分割プランを選べます。

アップルらくらく分割プラン

支払回数10回まで(均等分割)

金利0

デンタルローン等を契約せず、医院で分割・お支払いをするプラン

※金利・手数料は発生いたしません。

アップル金利0円プラン

支払回数20回まで(均等分割)

金利0

金利0円でお得にデンタルローンを契約するプラン

※金利・手数料は発生いたしません。

アップルスマイルプラン

支払回数120回まで

実質年率3.2%

ゆとりあるお支払回数でデンタルローンを契約するプラン

※金利・手数料が発生いたします。

その他にも、お手持ちのクレジットカードによる分割払いも可能です。分割手数料等についてはカード会社にお問い合わせください。

矯正装置の特徴

マルチブラケット矯正

最もメジャーでよく知られる装置で、「ワイヤー矯正」「ブラケット矯正」と言われるものです。現在のところ日本の歯列矯正においては最もスタンダードな方法です。歯の表面にブラケットやチューブと呼ばれる装置をつけ、ワイヤーを使って歯並びを整えていきます。たくさんの器具を歯につけることが最大の特徴で、約1ヶ月に一回来院していただき、ワイヤーの調整を行う必要があります。場合によっては歯にゴムをひっかけたり、ご協力いただく内容もありますが、基本的にはこちら側に全てお任せいただければ、歯並びは改善して行きます。患者様ご自身で特にすることがないというのが、1番のメリットです。

しかし、治療の途中で歯につけているブラケットが取れたり、ワイヤーが飛び出たりといったトラブルが出やすいという特徴もあります。

「見た目はそこまで気にしないけど、自分では何もしたくないな」という方にはとてもお奨めの方法です。

舌側矯正

ワイヤーの見た目を嫌がる方は少なくありません。そこで開発されたのが舌側矯正です。歯の裏側にブラケットを付けることで、正面からは装置がほぼ見えません。矯正をしていないように見せることが得意なのがこの舌側矯正の最大の特徴です。

噛み合う部分にブラケットを張っていくことになるので、取れやすかったり、舌に当たって痛みが大きいのがデメリットです。食事のときやお話するときの滑舌にも問題が生じますし、接触が多いため脱離や破損も多くなってしまうため、その都度修理や調整が必要となってきます。また、施術側の歯科医師にとっても治療の手技が高難度になるため、治療費が他と比べ高額になることも特徴です。

しかし、治療の途中で歯につけているブラケットが取れたり、ワイヤーが飛び出たりといったトラブルが出やすいという特徴もあります。

「金額はなんでもいいから、とにかく矯正していることがわからないようにしたい」という方には、最もお奨めの方法です。

マウスピース型矯正装置

ワイヤーをつけずに矯正ができるのが、マウスピース型矯正装置です。「目立ちにくい」「痛みが少ない」「お手入れが楽」「シミュレーションができる」という矯正に対するハードルが低いため、近年このマウスピース型矯正装置を選ぶ方が増えてきています。

マウスピース矯正装置はたくさんありますが、当院では主にインビザラインとインビザラインGoという矯正装置を取り入れています。これまでに世界100カ国以上で1,500万人以上の方がインビザラインで矯正治療を行っています。(2023年3月時点)

目立たず気軽に出来るというところが最大の特徴ですが、自分自身で装置着用の管理ができなければ歯が動かなかったり、適応に限りがあるというデメリットもあります。歯が動くスピードとしては、年々早くなってきてはいますが、ワイヤー矯正と比べるとやや遅くなります。

「歯並びは治したいけど矯正装置の見た目や痛みが嫌」という方にお奨めの矯正です。

マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
この記事の編集・責任者は歯科医師の田中 公之です。
Dr田中

マウスピース矯正のQ&A

マウスピース矯正についてのよくある質問

Q.ワイヤー矯正とマウスピース矯正はどっちが良いですか?
A.どちらが良いかは、その人の歯並びやご要望によって異なります。例えば、抜歯が必要な矯正の場合はワイヤー矯正とよばれるマルチブラケット装置を使った矯正の方が得意な場合が多いですが、「なるべく目立たず」というご要望に関してはマウスピース矯正の方が向いています。しかし、マウスピース矯正をご希望されても、症例によってはワイヤーをお薦めせざるを得ない場合もあります。カウンセリングで、あなたが何に重きを置いて矯正治療をしたいかを歯科医師にお伝えいただき、しっかりご相談の上決めてください。
Q.ワイヤー矯正とマウスピース矯正はどちらが治療スピードが早いですか?
A.基本的にはあまり大きくは変わりませんが、ワイヤー矯正の方が早い場合が多いです。しかし、前歯のみの矯正など、症例や状態によっては、マウスピース矯正の方が早く終わるものもあります。治療完了までの期間を気にされる場合は、歯科医師にその旨をお伝えいただければ、それに沿った治療計画を作らせていただきます。
Q.ワイヤー矯正とマウスピース矯正はどちらが費用を抑えられますか?
A.ケースによります。例えば、ワイヤー矯正は72万円(税込79万2,000円)ですが、調整料が調整日ごとに5,000円(税込5,500円)かかります。矯正が2年で終わって24回調整日があったとすると、調整料の合計は120,000円(税込13,200円)となり、治療費の合計は924,000円ですから、トータルフィーのマウスピース矯正850,000 円(税込935,000円)より安くなります。しかし、調整日が30回になると、調整費の合計は165,000円(税込)となり、マウスピース矯正と同じ費用になります。すなわち、調整日が多くなるような場合はマウスピース矯正の方が費用が抑えられることもあるということです。ただし、ワイヤー矯正の調整日は必ずしも毎月あるわけではなく、二ヶ月に1回になることもあります。従って3年かかるからといって必ずしもマウスピース矯正の方が安いというわけでもありません。自分の場合はどちらの方が費用が抑えられるか知りたい場合は、試算ですが一度計算いたしますのでご相談ください。
Q.前歯のみを引っ込ませたいのですが、部分タイプのマウスピース矯正は可能ですか?
A.可能な場合と可能ではない場合があります。前歯を引っ込める矯正の場合、多くがスペース不足のため前突傾向になってしまったというケースが多いです。そのため、抜歯が必要な場合もあり、そうなると全体的に歯を動かさなければならないため、全顎的な矯正治療でなければ咬み合わせの辻褄が合わなくなってしまいます。部分矯正が可能かどうかは、一度シミュレーションを受ければだいたいわかってきますので、お気軽にご相談ください。
Q.1日の使用時間を守らなければどうなりますか?
A.シミュレーション通りに歯が動きません。最悪の場合、手元にあるマウスピースを作り直す必要がある場合も考えられます。マウスピース矯正がうまくいかない場合の多くは、きちんとマウスピースをお使いになられていないことが多くあります。マウスピース矯正のメリットの一つは「取り外しができること」ですが、取り外しが面倒になってしまったり、ついつい外したまま寝てしまわれたり過ごしてしまう場合は、うまく歯は動きません。使用時間をしっかり守り、ご面倒でも歯をきっちりケアしていくことがマウスピース矯正をする方には求められます。
Q.マウスピース矯正は痛いですか?
A.全く痛くないというと嘘になりますが、ワイヤータイプの矯正と比較すると「痛みが少ない」というご感想が多いです。ワイヤー矯正ほと強い力で必敗りませんので、「痛い」というより「引っ張られる感じ」と感じる方が多いです。特にマウスピースを交換したときはそう感じるそうです。
Q.マウスピース矯正は金属アレルギーがあってもできますか?
A.はい。マウスピース矯正の材料に金属は使われていませんので、金属アレルギーの方も問題なく矯正治療が可能です。
Q.反対咬合や開咬の人はマウスピース矯正ができないというのは本当ですか?
A.いいえ、必ずしもそうとは限りません。反対咬合や開咬でも、マウスピース矯正で治療できた症例はいくつもあります。だからといって全ての症例に対応しているわけではありません。可能かどうかは、検査の上ご確認ください。
Q.マウスピース矯正は金属アレルギーがあってもできますか?
A.はい。マウスピース矯正の材料に金属は使われていませんので、金属アレルギーの方も問題なく矯正治療が可能です。
Q.他院でのインビザライン治療中ですが、転院は可能ですか?
A.まずは現在の担当医にご相談ください。引っ越しなどでやむを得ない場合は現医のご紹介先への転院が好ましいです。システム上は双方の歯科医師の合意があれば、クリンチェックのDATAの共有は可能となっています。ただし、現医の了承が得られない場合は、クリンチェックのDATAがありませんので引き継ぐことはできません。また、前医と当院とのお取引がない場合は、新たに費用をいただくことにもなります。くれぐれも転院の前におかかりの歯科医師にご相談ください。
この記事の編集・責任者は歯科医師の田中公之です。
Dr田中

【自由診療 費用】マウスピース矯正

マウスピース矯正の料金表

種類 説明 料金

マウスピース矯正
インビザライン
マウスピース型の矯正装置です。当院では主にインビザラインという種類のマウスピースを使用しており、ほぼ透明で目立たず、取り外しが可能で痛みもワイヤー矯正より少ないという特徴の矯正装置です。
マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
治療期間…2〜3年、治療回数…10〜15回
両顎600,000円〜850,000円
税込660,000円〜935,000円
※軽度600,000円(税込660,000円)
※中等度700,000円(税込770,000円)
※中等度以上850,000円
(税込935,000円)
※精密検査33,000円(税込)含む
※ホワイトニング込(希望者)
※マウスピース矯正は調整料が含まれたトータルフィーです。
マウスピース矯正
マウスピース矯正
インビザラインGo・GoPlus
インビザラインの中で審美部位(前歯)に特化したマウスピース矯正です。1番(前歯)から5番目(第二小臼歯)までの歯を矯正するインビザラインGoと、1番〜6番(第一大臼歯)までを矯正するインビザラインGo Plusがあります。インビザラインGoは6・7番、インビザラインGo Plusは7番の歯が咬み合っていることが条件となります。
マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザラインGo・インビザラインGo Plusは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
治療期間…5ヶ月、治療回数…5〜6回
400,000〜500,000円
税込440,000〜550,000円
※精密検査33,000円(税込)含む
※ホワイトニング込(希望者)
※マウスピース矯正は調整料が含まれたトータルフィーです。

マウスピース矯正
インビザライン
エクスプレス
軽微な部分矯正(1歯〜2歯程度の移動)や矯正治療後の後戻りに対する再治療等に適したマウスピース型矯正装置です。最大7ステージ、追加も1回程度のライトな矯正のプランになります。適応には限りがあります。
マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザライン エクスプレスは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
治療期間…3ヶ月、治療回数…3〜4回
350,000円
(税込385,000円)
※精密検査33,000円(税込)含む
※マウスピース型矯正装置は調整料が含まれたトータルフィーです。

難加算
治療計画を立てる上で、通常の歯列矯正より困難な「難症例」と判断した場合に必要となる加算です。難症例の診断は検査の上お伝えします。 30,000円~100,000円
税込33,000円〜110,000円
インビザラインファースト
マウスピース矯正
インビザライン
ファースト
小児矯正用のマウスピース型矯正装置。
治療期間…3〜4年、治療回数…36〜48回
500,000円
税込550,000円

ムーシールド
反対咬合(受け口)に対する3〜5歳児向けのマウスピース型歯列矯正用咬合誘導装置です。早期治療が有効な反対咬合に対し使用する装置です。
治療期間…3〜8ヶ月、治療回数…4〜10回
1装置80,000円
税込88,000円

マイオブレース
(T4K)
習癖による不正歯列を改善するための小児用トレーニング矯正装置です。就寝時と、在宅時間の中で1時間程度使用することで、悪習癖を抑制し、歯並びを改善していきます。 ※小児矯正治療費に含まれます
小児矯正治療 400,000円
税込440,000円

プレオルソ
習癖による不正歯列を改善するための小児用トレーニング矯正装置です。就寝時と、在宅時間の中で1時間程度使用することで、悪習癖を抑制し、歯並びを改善していきます。 ※小児矯正治療費に含まれます
小児矯正治療 400,000円
税込440,000円
リテーナー
リテーナー
矯正治療が終った後に、後戻りを防ぐために着ける装置です。 片顎10,000円
税込11,000円

【自由診療 費用】歯列矯正

歯並び改善・歯列矯正の費用

種類 説明 料金

精密検査料
レントゲン(パノラマ・セファロ)、CT、光学印象、模型等、矯正治療による歯の動きを計算するために必要な検査の費用です。 30,000円
税込33,000円
※矯正治療費に含まれます

マウスピース矯正
インビザライン
ワイヤーがなく目立たない、取り外しが可能なマウスピース型の矯正装置です。通院回数も少なく、痛みも少ない矯正治療です。
マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
治療期間…2〜3年、治療回数…10〜15回

※マウスピース型矯正装置は調整料のいらないトータルフィーです。
片顎600,000円〜850,000円
税込660,000円〜935,000円
※軽度600,000円(税込660,000円)
※中等度700,000円(税込770,000円)
※中等度以上850,000円
税込935,000円
※精密検査料30,000円含む
メタルブラケット
メタルブラケット
マルチブラケット矯正装置で、金属のマルチブラケットを使用します。ブラケットが金属の場合キラキラ光って目立つことから、希望される方は年々減ってきていますが、少しでも費用を抑えたいという方にお薦めの矯正装置です。
治療期間…2〜3年、治療回数…24〜36回
600,000〜700,000円
税込660,000〜770,000円
※別途調整日毎の調整料

クリアブラケット
マルチブラケット矯正で、透明のブラケットを使用します。ブラケットは凹凸がるので、全く見えないということはないですが、近くで見ないとわからない程度に目立たず、費用もスタンダードで最も多くの方に選ばれている矯正装置です。
治療期間…2〜3年、治療回数…24〜36回
①調整料都度払い…720,000円
税込792,000円
②トータルフィー…850,000円
税込935,000円
※①②選択可
※精密検査料30,000円含む

舌側矯正
歯の裏側(舌側)につける矯正装置です。歯の表面には何も付いていないので、見た目では矯正中ということがわからないほど目立ちにくい矯正装置です。ただし、滑舌に影響を及ぼすため話しづらくなったり、強いお痛みや不快感を覚える方もおられます。
治療期間…2〜3年、治療回数…24〜36回
(両顎)1,400,000円
税込1,540,000円
(コンビネーション)1,100,000 円
税込1,210,000円

MTM(部分矯正)
1本~数本だけを動かす矯正です。詳しい費用は検査後にお見積りとなります。適応には限りがあります。
治療期間…4〜6ヶ月、治療回数…5〜6回
100,000円~300,000円
税込110,000円〜330,000円

マウスピース矯正
インビザラインGo・GoPlus
インビザラインの中で審美部位(前歯)に特化したマウスピース矯正です。1番(前歯)から5番目(第二小臼歯)までの歯を矯正するインビザラインGoと、1番〜6番(第一大臼歯)までを矯正するインビザラインGo Plusがあります。インビザラインGoは6・7番、インビザラインGo Plusは7番の歯が咬み合っていることが条件となります。
マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザラインGo・インビザラインGo Plusは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
治療期間…5ヶ月、治療回数…5〜6回
400,000〜500,000円
税込440,000〜550,000円
※精密検査33,000円(税込)含む
※ホワイトニング込(希望者)
※マウスピース矯正は調整料が含まれたトータルフィーです。

マウスピース矯正
インビザライン
エクスプレス
軽微な部分矯正(1歯〜2歯程度の移動)や矯正治療後の後戻りに対する再治療等に適したマウスピース型矯正装置です。最大7ステージ、追加も1回程度のライトな矯正のプランになります。適応には限りがあります。
マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザライン エクスプレスは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
治療期間…3ヶ月、治療回数…3〜4回
350,000円
税込385,000円
※精密検査料30,000円含む
税込440,000円〜550,000円
※マウスピース矯正は調整料が含まれたトータルフィーです。
マウスピース難加算 歯の移動が難しい場合、治療が難しい咬み合わせの場合には加算があります。 30,000円~100,000円
税込33,000円〜110,000円

挺出
矯正の機能を使い、歯の根を少し引っ張り出す方法です。 50,000円
税込55,000円
インビザラインファースト
マウスピース矯正
インビザライン
ファースト
小児矯正用のマウスピース型矯正装置。
治療期間…3〜4年、治療回数…36〜48回
500,000円
税込550,000円
mtm
咬合育形成
お子様向けの矯正(11歳ぐらいまで)で、顎の発育を促し、歯が並ぶスペースを作ることで良好な咬合を作ることを目的とした治療です。
治療期間…3〜4年、治療回数…36〜48回
400,000円~500,000円
税込440,000円〜550,000円

T4K
トレーニングフォーキッズ
就寝時と、家にいる時間の中で1時間程度使用する、小児用トレーニング矯正装置です。咬合を悪くする習癖を改善するマウスピース型のトレーニング装置です。
治療期間…6〜12歳ぐらいまで、治療回数…年3〜4回
200,000円
税込220,000円

プレオルソ
就寝時と、家にいる時間の中で1時間程度使用する、小児用トレーニング矯正装置です。咬合を悪くする習癖を改善するマウスピース型のトレーニング装置です。
治療期間…6〜12歳ぐらいまで、治療回数…年3〜4回
50,000円
税込55,000円

歯列矯正用咬合誘導装置
ムーシールド
反対咬合の早期治療用のマウスピースのような装置です。
治療期間…3〜8ヶ月、治療回数…4〜10回
1装置80,000円
税込88,000円

調整料
来院ごとの矯正の調整の費用です。通常月に1〜2回程度です。(インビザラインの場合やトータルフィーご希望者の場合は調整費込) 3,000円~5,000円
税込3,300円〜5,500円
ミニインプラント
歯科矯正用アンカースクリュー
小さなインプラントのようなものを歯ぐきに埋入し、それをフックとしてワイヤーをかけることで歯を動かす方法です。通常ではかけられない力をアンカースクリューを介することでかけることが出来るため、歯を早く動かすことが可能です。
(床矯正あるいは歯列矯正用咬合誘導装置終了後に全体矯正をする場合は1装置分の費用は全体矯正の費用の一部とします)
治療回数…1回
20,000円
税込22,000円
リテーナー
リテーナー
矯正治療後の後戻り防止装置です。 片顎10,000円
税込11,000円
MFT
MFT(筋機能療法)指導
お口の癖を治すための指導とトレーニングを行うことで習癖による咬合の悪化を改善します。 30分/3,000円
税込3,300円
コルチコトミー
コルチコトミー
歯肉を切開し、歯槽骨に切れ目を入れることにより、矯正のスピードを速くしたり同時に歯周病の改善も行う小手術です。
治療回数…1回
1ブロック100,000円
税込110,000円
フルブロック600,000円
税込660,000円

歯列矯正に関するQ&A

歯列矯正についてのよくある質問

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Q.矯正って痛いですか?
A.歯は歯肉に埋まっていますが、正確に言えば骨の中に生えています。その歯を動かすわけですから、多少の痛みは伴います。特に痛みが出るのは、
① 矯正を始めてすぐ
② ワイヤーをきつくした時
③ 口内炎ができた時
④ ワイヤーが外れて、歯肉に当たっている時
と言われています。
つまり、いつも痛いわけではなく、痛い時がある、といった感じです。1番痛いのは矯正を始めて、慣れるまでの期間ですので、矯正を始めた時は諦めそうになってしまう方もいます。ですが、痛いということは、順調に歯が動いている証拠です。
諦めず、頑張っていれば、痛みが落ち着く時が必ず来ます。一緒に頑張りましょう。もし、お辛いのであれば、一度ご相談ください。一緒に対策を考え、患者様に寄り添った矯正治療を行なって行きます。
Q.途中で矯正をやめたくなったらやめられますか?
A.端的に言えば、やめることは可能です。しかしお勧めはしません。一度歯を動かすと、見た目の歯並びが良くなっていても、上顎と下顎が噛み合わない状態になっています。
わかりやすく言えば、見た目は綺麗だけど、ご飯が食べられない、ということもありえます。矯正治療の方法を変更し、患者様のご負担を軽減することはできますので、一度ご相談ください。
Q.矯正はどれくらいの期間かかりますか?
A.方法や患者様の歯並びによりますが、早いと半年で終わる場合もあります。一般的には、2〜3年かかります。叢生(歯並びがガタガタなこと)が少ない方は期間が短くなりやすい傾向があります。
「そんなに時間がかかるなら矯正はしたくない」と思われる方がよくいらっしゃいます。ですが、あなたはあと何十年生きていくかを考えてみてはいかがでしょうか? 人生80年と考えれば(もう少し長いかもしれませんが)、20代の方であれば約60年、40代の方であればあと約40年行きていくのです。その中で、約3年矯正をすることで、残りの57年、または37年、理想的な歯並びで、自信を持って、余生を楽しむことができます。
Q.支払い方法は現金のみですか?
A.支払い方法はクレジットカード、現金、お振込・デンタルローンのいずれかでお願いしております。また手数料無料の分割払いも可能です(1回から最大6回程度)。この中から、患者様と担当医でベストな方法を話し合い、決めていきますので、ムリなく矯正をスタートさせることができます。
Q.どうして医院によって金額が違うのですか?
A.正治療はとても繊細で、たくさんの知識が必要な治療です。患者様により良い治療を提供するために、歯科医師、歯科衛生士は日々勉強し、セミナー等に参加することでたくさんの知識をつけています。そういった歯科医師の在籍する歯科医院で矯正を行えば、費用は高くなる傾向があります。
当院では、矯正の知識豊富な矯正医、歯科全般の知識が豊富な一般歯科医師がダッグを組んで矯正治療を行なっていきますので、あらゆる面から最適な治療法を提供させていただきます。また、インビザラインに関しては、日本一のマウスピース矯正医、松岡伸也先生に診断を依頼しておりますので、質の高い治療を受けられます。矯正治療は、安ければ良い、高ければ良い、ということではありません。
金額で矯正する医院を決めるのではなく、考え方、方針、担当医や医院スタッフ、通いやすさで、矯正する医院を決めましょう。
この記事の編集・責任者は歯科医師の田中 公之です。
Dr田中

あなたにピッタリの入れ歯【精密義歯】

自由診療の義歯について

精密義歯とは

入れ歯は保険適応で作製が可能ですが、保険適応外で作製する入れ歯のことを、精密義歯を言います。保険適応の入れ歯にするか、適応外の入れ歯にするかで、使用する材料やかける時間が変わってきます。

たとえば気になるクラスプ(歯と入れ歯を止める針金)の違和感や見た目、床と呼ばれる粘膜密着して歯を支える部分の素材を硬いものや熱が伝わりやすいものにすることで、強度や使用感を高めることができます。

精密義歯のメリット・デメリット

精密義歯はメリットもあればデメリットもある治療です。

メリット デメリット
● 高い強度や使用感を得られる素材を使用できる
床の見えない部分を金属にしたり、クラスプのない形状にしたり、動揺しにくい接着方法のものにすることができます。
● 保険が適用されないためコストがかかる。
保険適用の物比べて何十倍もの費用がかかることもあります。
● 歯の部分もセラミックにできる。
保険の義歯の場合歯の部分は硬質レジンというプラスチックのような素材ですが、精密義歯であればセラミックを使用することも可能です。
● 違和感がゼロになるわけではない。
いくら精密に作っても、天然歯や床のない欠損補綴に比べれば違和感はあります。違和感がゼロになるのではなく、違和感を少なくすると考えます。
● 作り変えや調整に期間の制限がない。
保険適用の義歯は紛失や修理不可能な破損、合わない場合の作り変えを行う場合、再度保険を使用して作成するのに半年間の間隔をあけなければなりません。自由診療の精密義歯はそもそも保険を使用しないため期間のしばりがありません。
● 作り変えの度に費用がかかる。
自由診療の義歯でも合わなくなることはあります。もちろん保証期間内であれば自然故障には対応可能ですが、紛失時や自己都合での作り変えの際は同じく費用がかかってしまいます。

保険の義歯と精密義歯との比較

保険適応の義歯は、アクリルレジンと呼ばれるピンクの材料と、金属でできたクラスプと呼ばれる金具で構成されています。また、人工歯は硬質レジンと呼ばれる白い材料で作られています。アクリルレジンと硬質レジンは、いわゆるプラスティックのような素材の物なので、薄くすると割れてしまいます。

精密義歯であれば、アクリルレジンを見えない部分だけ金属にすることで、審美性を保ちながら薄くすることが出来、異物感を軽減出来ます。また、金属は熱や刺激を伝えやすい性質があるので、温度や味を感じることが出来、食事を楽しむことが出来ます。

また、毎日食事をしていると、少しずつ人工歯は咬耗してしまい、経年的に義歯がもろくなってしまいます。硬質レジンではなく、素材をセラミックやハイブリッドレジンにすることで、咬耗の程度を抑えることが出来、長持ちさせることが出来ます。

その他の欠損補綴(歯が抜けたあとの治療法)との比較

その他の欠損補綴(歯が抜けたあとの治療法)との比較

保険の義歯 精密義歯 インプラント
費用負担 低い やや高い 高い
治療期間・回数 少ない やや長い(約3ヶ月) 長い(3ヶ月以上)
違和感 強い やや有り ほぼない
外科処置の有無 無し 無し(種類により有り) 有り
見た目 良くない 比較的良い 良い
取り外し 可能 可能 不可能

精密義歯の種類

金属床デンチャー

床という口の粘膜と密着して人工の歯を支える土台に金属を使用する義歯です。もちろん見えるところは歯ぐきに近いピンク色となります。保険の義歯の場合はこの床がレジンというプラスティックのような素材でできていますが、これを金属にすることによりプラスチックより薄い床で強度を高めたり、温度を通すことで飲食時の感覚を良くすることができます。

ただしはじめから金属床の義歯を着けてもその良さはわかりません。主に保険の義歯を使っていた方がレジンの義歯床に比べて良いと思われることが多い義歯です。

BPSデンチャー

ヨーロッパの先端義歯製作技術「BPSシステム」を活用した品質高いの義歯。「噛める」「美しい」「外れない」「痛くない」をコンセプトとした義歯で、製作時には顎や筋肉の動きなども考慮し、手間と時間を掛けて作るオーダーメイドの義歯となります。

技工士の技術力や経験が必要な義歯となりますので、印象(型取り)時から専門の技工士が同席することもあります。

ノンクラスプデンチャー

クラスプと呼ばれる金属の金具がない義歯です。部分入れ歯で最も気になるのが、クラスプと言われる金属の留め具(針金)です。ノンクラスプデンチャーはこの針金を使わない部分義歯のため、見た目に義歯とわかりにくい入れ歯です。また素材も柔軟性のあるものですから、使用時の痛みも抑えることができます。

ただし咬み合わせの力が強い方には不向きな義歯で、噛む力で壊れることもあります。長期の使用を求める方には向いていない義歯です。

コーヌスクローネデンチャー

クラスプを使わずに、残っている歯の上から義歯をすっぽり被せ、茶筒と同じ原理で外れにくくする入れ歯です。外れにくいのが最大のメリットで、安定感のある義歯をご希望される方に向きの義歯です。

ただし適応するには健康な歯の根が残っていることです。歯が一本もないない場合は使用できません。

義歯には様々な種類があり、「どの義歯が最も良いのか」というのはありません。むしろ「どんな義歯が自分には合っているのか」が大切です。義歯に求めるものは人それぞれですので、アップル歯科ではカウンセリングを通じて、あなたのご要望をしっかりお伺いし、あなたにあった義歯・欠損補綴をご提案していきます。

この記事の編集・責任者は歯科医師の田中 公之です。
Dr田中

精密義歯に関するQ&A

精密義歯・入れ歯についてのよくある質問

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Q.インプラントとどちらが良い治療ですか?
A.どちらが良いかというと、個人によって感じ方はありますので一概には言えません。ただし全部の歯を失ってしまった無歯顎の患者様にとって、インプラントを併用したオーバーデンチャーは、噛みやすさ、喋りやすさにおいて、義歯よりも快適に過ごせると言われています。インプラントには、多少の外科手術を伴います。外科手術を行う患者様の負担やコストなどを優先してて考えた場合義歯の方が優れていると言えるでしょう。
ただし、遊離端欠損と呼ばれる、一番奥の歯が無くなってしまった場合は、義歯よりもインプラントの方が優れていると言う文献(※1)もあります。

※1)

Q.精密義歯を作るのは、どれくらい期間がかかりますか?
A.患者様によりますが、約2〜3ヶ月かかります。なくなっている歯の本数や、作製する義歯の種類によって変わってきます。
Q.保険適用の入れ歯との違いは何ですか?
A.保険適用の義歯との違いは、使用できる素材とかける時間です。入れ歯を毎日使っていると、人工歯の部分はどんどん咬耗してきます。保険適用の入れ歯であれば、レジンという素材が使われます。いわゆるプラスティックのようなものなので、少しずつ咬耗していきますが、精密義歯であればセラミックや金属など硬い素材が使用されます。咬耗しづらくなるので、義歯自体が長持ちできるのです。また、ピンクの歯肉に相当する部分は、アクリルレジンという、これもまたプラスティックのような素材で作られていますが、強度を強くするために、アクリルレジンを分厚くしなければ、入れ歯が割れてしまいます。精密義歯であれば、このアクリルレジンを金属に置き換えることができるので、薄くすることが出来、違和感を少なくすることが出来ます。
また、お口の中は粘膜に覆われており、少し動けば形が変わっていきます。そんな変動の大きなお口の中の型取りはとても難しく一度では困難です。何度か精密な型取りを行って、丁寧に義歯を作製していきます。そうすることで、時間はかかりますが、納得する義歯を作ることが出来るだけではなく、永年の使用も期待できます。
Q.金属床の入れ歯は何がいいのですか?
A.まずはその丈夫さです。金属床の破損率は約3%に対して、アクリルレジン床は約13%です。また、義歯が接する粘膜に対する影響は、為害性(粘膜に害がないか)、熱伝導性(温かいや冷たいを感じるかどうか)、滑沢性(表面がなめらかかどうか)、適合性(粘膜にピッタリ合っているかどうか)という点で、アクリルレジン床より金属床の方が優れているとされています。

※2)義歯の破損率

この記事の編集・責任者は歯科医師の田中 公之です。
Dr田中

【自由診療 費用】ホワイトニング

ホワイトニングに必要な費用

種類 説明 料金
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ホームホワイトニング
薬液とマウスピースを使って、自宅で行うホワイトニングです。
治療期間…1~2ヶ月、治療回数…3回以上
※初診パックが適応になるかは口腔内を診てからの判断になります。
(虫歯・歯周病がある場合は治療からさせていただくため治療費が別途必要になります。保険適応可。)
当日ホワイトニングの施術はできません。
ホワイトニングのみ
35,000円
税込38,500円
初診パック
40,000円
税込44,000円
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ホームホワイトニング
治療セット
インプラント・歯列矯正と合わせてホワイトニングを行うプランです。
当日ホワイトニングの施術はできません。
15,000円
税込16,500円

オパールエッセンスGo
薬液付き使い捨てトレーを使った、即日使用可能なホームホワイトニングです。
治療期間…1日以上、受診回数…1回
※初診パックが適応になるかは口腔内を診てからの判断になります。 (虫歯・歯周病がある場合は治療からさせていただくため治療費が別途必要になります。保険適応可。)

虫歯等がなければ当日からホワイトニングを開始することができます。
3個セット
6,000円
税込6,600円
6個セット
10,000円
税込11,000円
9個セット
13,000円
税込14,300円

オフィスホワイトニング(60分)
漂白効果のある薬剤を歯の表面に塗り、光を当てることにより漂白を行う、歯科医院で行うホワイトニングです。
治療期間…1~2週間、治療回数…1回
※初診パックが適応になるかは口腔内を診てからの判断になります。
(虫歯・歯周病がある場合は治療からさせていただくため治療費が別途必要になります。保険適応可。)
当日ホワイトニングの施術はできません。
ホワイトニングのみ
60分12,000円
税込13,200円
初診パック
18,000円
税込19,800円

オフィスホワイトニング(90分)
オフィスホワイトニングを集中的に行うプランです。1回90分の施術で薬液を3回塗布し、15分間光を照射します。 オフィスホワイトニング(60分)は2回塗り・8分間の照射に対し、オフィスホワイトニング(90分)は3回塗り、15分間照射することで施術の効果を高めます。結婚式やパーティなどイベント時などにお急ぎの方にお薦めです。
治療期間…1~3ヶ月、治療回数…3回以上
※初診パックが適応になるかは口腔内を診てからの判断になります。
(虫歯・歯周病がある場合は治療からさせていただくため治療費が別途必要になります。保険適応可。)
当日ホワイトニングの施術はできません。
ホワイトニングのみ
90分25,000円
税込27,500円
初診パック
30,000円
税込33,000円

パーフェクトホワイトニング
歯科医院でオフィスホワイトニングを行い、自宅でホームホワイトニング行う、最も早く、長く効果が期待できるホワイトニングです。
治療期間…1~2ヶ月
※初診パックが適応になるかは口腔内を診てからの判断になります。
(虫歯・歯周病がある場合は治療からさせていただくため治療費が別途必要になります。保険適応可。)
当日ホワイトニングの施術はできません。
ホワイトニングのみ
55,000円
税込60,500円
初診パック
60,000円
税込66,000円

オフィスホワイトニング(60分)
✕3回分
オフィスホワイトニング(60分)を連続して行うことでホワイトニング効果を高めます。
※初診パックが適応になるかは口腔内を診てからの判断になります。
(虫歯・歯周病がある場合は治療からさせていただくため治療費が別途必要になります。保険適応可。)
当日ホワイトニングの施術はできません。
ホワイトニングのみ
60分✕3回33,000円
税込36,300円
初診パック
38,000円
税込41,800円

オフィスホワイトニング(60分)
✕6回分
オフィスホワイトニング(60分)を連続して行うことでホワイトニング効果を高めます。
※初診パックが適応になるかは口腔内を診てからの判断になります。
(虫歯・歯周病がある場合は治療からさせていただくため治療費が別途必要になります。保険適応可。)
当日ホワイトニングの施術はできません。
ホワイトニングのみ
60分✕6回60,000円
税込66,000円
初診パック
65,000円
税込71,500円
ガムピーリング
ガムピーリング
黒ずんだ歯ぐきを改善する施術です。薬剤を塗布することで歯ぐきの黒ずみを治療します。

リスク・副作用
・治療後数日間やけどのようなヒリつきや痛みが出る場合があります。
・稀に歯肉退縮を引き起こすことがあります。
・フェノールやエタノールの薬物アレルギーが有る場合は禁忌となります。
・生活習慣によっては後戻りする可能性があります。

両顎10,000円
税込11,000円
ウォーキングブリーチ
ウォーキングブリーチ
失活歯・無髄歯で黒ずんでしまった歯に対するホワイトニングです。インターナルブリーチとも言い、医院によっては使い方によって呼び名を分けているところもありますが、当院では同じ扱いとし、基本的には過酸化水素を歯の内側に入れて数日置くことで漂白していく方法を行っています。

リスク・副作用
・歯の根やその周りの骨が溶ける場合があります。(外部吸収)
・根管内の内圧が高まり、歯根破折を起こす場合があります。
・歯質が弱い、あまり残っていない場合には歯根破折や外部吸収のリスクが高まるため適応できません。
・痛みを感じる場合があります。

1歯30,000円
税込33,000円

初診パックとは?

初診もしくはクリーニング+資料撮りが必要な患者様の費用です。(虫歯・歯周病がある場合は治療費が別途必要になります。また、ホワイトニング前の虫歯治療などは保険適用が可能です。)

アップル歯科尼崎駅前

  • 〒660-0803 兵庫県尼崎市長洲本通1丁目4-18 ヴィラレオーネ1F
  • お支払いには各種クレジットカードが利用出来ます。
  
曜日
診療開始 9:30 9:30 9:30 9:30 9:30 9:30
診療終了 18:30 18:30 13:00 18:30 18:30 17:00

診療情報

休診日:・日曜
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。

休診日

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休診日

日曜・祝日診療

13時迄

アクセス・地図

地図
公共交通機関をご利用の方へ
  • JR尼崎駅 南口を北側に出て南へ徒歩30秒、尼崎駅前交差点渡って右手側。
  • 阪神尼崎駅 より阪神バス尼崎市内線[11系統・23系統]乗車、小田地区会館停留所下車徒歩6分
お車でお越しの方へ(駐車割引券有り)

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  • TEL06-7777-3748

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