自分の歯並び、治すべき?

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歯並びごとの治療の是非と治療法

あなたの歯並びは正しい歯並び?

近年、日本においても歯並びに対して意識が大きく変わってきています。ある調査では、2012年に歯列矯正に抵抗があると答えた人の割合は72%だったのに対し、2016年には56%にまで減少していたそうです。これは歯並び矯正が日本人にも馴染みのある治療になってきたというこではないでしょうか?
アイドルの顔を思い浮かべて下さい。その人の歯並びは良いですか?悪いですか?良い人が多いのではないでしょうか?また八重歯が出ている人はいますか?ほとんどいないのではないでしょうか?一昔前までは、「八重歯が可愛い」と、普通に八重歯をチャームポイントに売り出しているアイドルもいました。しかし近年では八重歯も不正咬合という認識がしっかり根付き始め、芸能人でも八重歯を始めとする歯並びが悪い人は減ってきているように感じます。

そもそも不正咬合って?

不正咬合とは、読んで時のごとく「悪い咬み合わせ」のことを言います。「見た目の問題」だけと侮る方も多いようですが、実はそうでは不正咬合は放っておくと虫歯や歯周病の罹患率が上がったり、頭痛や顎関節の痛み、肩こりや内臓の不調にまでつながることも十分にありえます。

しかし、多くの人は自分が治療が必要な不正咬合とは知らずに、「治す必要はない」と思っておられます。もちろん、治療をせずとも生涯大きな問題が出ない方もおられます。しかし、原因不明頭痛や肩こり、顎の痛み、消化不良による内蔵の病気など、不正咬合が原因で思いも寄らない症状が現れる可能性もあるかもしれません。

もしご自身で「歯並びは良くないかもしれない」とお気づきでしたら、矯正治療が必要かどうか一度歯科医師にご相談してみて下さい。そしてもし歯科医師に「矯正をした方が良い」と言われたら、一度よく考えてみましょう。

不正咬合の割合

日本人は、先進国の中でも歯並びが悪いと言われています。これは歯並びに対する意識がそもそも低いことや、歯の治療を保険使うことに慣れてしまっているのも理由の一つです。海外には、日本の国民健康保険のような制度がない国が多く、歯の治療はとても高額な治療になってしまいます。むし歯や歯周病のリスクを下げたり、歯並びによって相手に与える印象を良くするために矯正治療が一般化されています。日本人はむし歯や歯周病になっても保険で治療ができてしまうため、そもそもむし歯や歯周病への予防の概念がない方も多く、自由診療の矯正という治療がある種贅沢な治療であるという認識の方もおられるようです。

そんな日本人の歯並びの中でも、最も多いのが叢生、次いで上顎前突、空隙歯列、開咬、過蓋咬合、反対咬合の順となっています。(※1)

不正咬合は遺伝による骨格的な問題によるものと、習癖などによる後天的なものがあります。不正咬合の治療はこれらの原因から骨格、歯を支える骨屋根の状態、実際の歯の当たり方などを紐解いた上で、治療方法を検討していく必要があります。

※1)日本人の不正咬合の調査は、厚生労働省(旧厚生省を含む)が歯科疾患実態調査の一部として行っています。歯科疾患実態調査は昭和32年(1957年)から6年ごとに行われていて、不正咬合の調査は今までに昭和44年(1969年)・昭和56年(1981年)・平成11年(1999年)・平成17年(2005年)・平成23年(2011年)の5回行われました。

治した方が良い「悪い歯並び」の例

叢生(そうせい)

いわゆるガタガタの歯並びです。歯と歯が重なるように生えることも多いため、清掃が難しく、むし歯や歯周病になるリスクは上がります。どちらも進行すれば歯を失うことは当然ですが、歯周病は糖尿病とも密接な関係であることがわかっており、歯周病のリスクが高いということは糖尿病のリスクも高くなるということになります。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

出っ歯と言われる歯並びです。上顎前突の場合前歯が前に突出しているため、顔貌に大きな影響を与える咬み合わせです。また、前歯や唇に外傷を受けやすい、発音に影響が出やすいなどのデメリットがあり、口を閉じづらいことから口呼吸になりやすいため、風邪やアレルギーになりやすい・老化が早いなど、口呼吸のリスクも伴う可能性あります。

空隙歯列(くうげきしれつ)

すきっ歯と言われる状態です。歯のすき間が大きいと、食物を噛み潰す「咀嚼」が上手くできないこともあります。咀嚼不良は消化器系に負担をかけることも考えられます。歯のすき間から空気が抜けやすいため、発音に支障が出るのも特徴です。また、歯のすき間に食物が挟まりやすい場合は、むし歯や歯周病リスクが高くなります。

開咬(かいこう)

ポカン口と言われる状態になりやすい咬み合わせです。奥歯でのみ噛んで、前歯で噛めない咬み合わせです。奥歯に極端にストレスがかかるため、将来的に歯を失うリスクが最も高いともいわれる咬み合わせです。また、口呼吸にになりやすいため、脳の発達に影響したり、風邪やアレルギーになりやすい・老化が早いなどのリスクも伴う恐れがあります。早期の治療が求められます。

過蓋咬合(かがいこうごう)

上顎の歯が下顎の歯を覆ってしまうような深い咬み合わせのことをいいます。この咬み合わせで最も多い弊害は顎関節症で、中には口を開けられないほどの痛みを伴う方もおられます。また、歯の接触が強いため歯のすり減りが多かったり、下顎の前歯が上顎の歯ぐきにあたって傷つけてしまうこともあります。咬み合わせは歳を重ねるほど深くなる傾向にあります。

反対咬合(はんたいこうごう)

上顎より下顎の方が前に出る「受け口」と言われる状態です。そもそも正常な咬み合わせと反対になっているため、歯を支える骨に負担がかかりやすく、将来的に歯を失うリスクの高い咬み合わせです。また、見た目の発音の障害も大きく、コンプレックスを感じることが多いのも特徴です。

不正咬合の治療について

不正咬合は治療したほうが良いの?

不正咬合を治療するかどうかは、最終的にはご本人の判断です。不正咬合でお困りでない方は「直ちに影響はない」という状況で、数年後・数十年後に上記で挙げたリスクが現実になる「可能性がある」という話になります。将来的に抜歯や顎関節症、内臓障害のリスクが高いのであれば治療したいという人もおられますし、将来のことはわからないからと治療を希望されない方もおられます。また、治療をしたとしても、上記で挙げたリスクが100%防げるというわけでもありません。それはインフルエンザの予防接種をしていてもインフルエンザにかかってしまう人がいるのと同じで、お口のトラブルもどれだけ予防しても防げないこともあります。ただ、そのリスクを下げることがどれだけ自分にとって重要かをご自身でご検討頂く必要があります。

不正咬合の治療の時期について

小児
年齢的には6歳ぐらいから遅くても10歳ぐらいまでに始めます。不正咬合でも小児矯正が適切かどうかは、矯正医に判断を仰ぐ必要があります。小児矯正は骨格を変える事ができる数少ない矯正ですが、やらない方が良い場合も中にはあります。
成人後
成人後の矯正は歯を並べるスペースを確保するため、抜歯が必要なこともあります。いずれ治療しようとお考えなら、若いほうが歯が動きやすく、きれいに並んだ歯並びで過ごす残りの人生が長くなります。
中高年
近年では中高年の矯正も珍しくはありません。何歳から始めても大丈夫ですが、顎関節症の症状や抜歯などの問題が出る前に、出来るだけ早く始めることをおすすめします。

不正咬合の治療方法

歯並びを治すには

補綴治療

  • 1歯2万〜13万円+税
  • セラミックやレジンによる治療
  • 叢生 ×
  • 上顎前突 ×
  • 空隙歯列 
  • 開咬 ×
  • 過蓋咬合 ×
  • 反対咬合 ×

いわゆる「セラミック矯正」はよほど条件が良くなければ、却って歯を失う原因となることがあります。ただし、空隙歯列などのすき間を埋めたり、すでに被せものになっている歯を調整することで歯並びを少し改善する程度なら可能な場合もあります。

ワイヤー矯正

  • 65万〜120万+税
  • 矯正装置による治療※別途調整費
  • 叢生 
  • 上顎前突 
  • 空隙歯列 
  • 開咬 ※外科矯正併用の可能性有り
  • 過蓋咬合 
  • 反対咬合 ※外科矯正併用の可能性有り

いわゆる「セラミック矯正」はよほど条件が良くなければ、却って歯を失う原因となることがあります。ただし、空隙歯列などのすき間を埋めたり、すでに被せものになっている歯を調整することで歯並びを少し改善する程度なら可能な場合もあります。

マウスピース矯正

  • 40万〜80万円
  • 部分矯正又は全体矯正による
  • 叢生 
  • 上顎前突 ※症例による
  • 空隙歯列 
  • 開咬 ※症例による
  • 過蓋咬合 ※症例による
  • 反対咬合 ※症例による

いわゆる「セラミック矯正」はよほど条件が良くなければ、却って歯を失う原因となることがあります。ただし、空隙歯列などのすき間を埋めたり、すでに被せものになっている歯を調整することで歯並びを少し改善する程度なら可能な場合もあります。

自分の歯並び・咬み合わせが気になったら

咬み合わせの相談は歯のプロに

咬み合わせの状態や分類は非常に複雑で、ちょっと勉強しても簡単に理解できるものではありません。叢生や前突、反対咬合のように、明らかに見た目に不正歯列とわかる場合もありますが、自分の歯並びが良くない咬み合わせであることを知らない人も多くおられます。

ですから、咬み合わせや歯並びについて不安に感じたら、まずはかかりつけの歯科医師に相談してみましょう。もし、「治療が必要」といわれたら一度ご検討下さい。

咬み合わせはあなたの将来の歯の寿命や、身体の健康にも影響を及ぼします。

この記事の編集・責任者は歯科医師の田中公之です。
Dr田中
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自分の歯並び、治すべき? | 公開日: 2020/09/16 | 更新日: 2020/09/18 | by アップル歯科尼崎駅前

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