SNSで気軽に写真をアップロードしていろいろな情報が集められるようになった現在ですが、その弊害として、自分の容姿に対して気になるところがでてくることも多い様です。
特に、歯医者でもよくご相談を受けるのが「ガミースマイル」や「口ゴボ」など、口元に関する見た目のお悩みが気になるという方が増えています。
中でも、口元がもこっとした見た目になる「口ゴボ」のご相談は多くおられます。そんな気になる横顔のお悩み「口ゴボ」について、症状や治療法をご紹介いたします。
まず、口ゴボかどうかの基準として「Eライン」を確認することで判断できます。Eラインは「エステティックライン」の略称で、横顔から見て鼻先と顎先を線で結んだラインのことを指します。口元がこのラインより外側に出ていると「口ゴボ」になっていると言えます。
日本人の場合、一般的にEラインより少しだけ口元が入っている状態が美しいとされています。骨格や遺伝による口ゴボの場合、美容整形や外科矯正が必要になることもありますが、歯並びが原因の口ゴボは歯列矯正で治療可能です。歯医者で口ゴボを治して、横顔美人を目指しましょう。
口ゴボは唇などの厚みも関係していますが、いわゆる「出っ歯」のような形や上下の歯が外側に傾いているとその分唇も前に出ます。こういった歯並びを「上顎前突」や「上下顎前突」と言います。
これらの歯並びを整えることで歯が内側に入るので、口ゴボとEラインの改善が見込めます。治療方法としては主にマウスピース矯正・ワイヤー矯正の2種類に分かれますが、抜歯をするかどうかで動き方が異なる点に注意が必要です。
矯正のために抜歯をすることを「便宜抜歯(べんぎばっし)」と言います。治療計画にもよりますが、便宜抜歯では前から4番目の小臼歯(犬歯の次の歯)を抜くことが多く、抜歯することで7~8mmの隙間ができるので、外側に傾いた前歯を充分に奥へ送り込むことができます。
歯並びが原因の口ゴボで、症状が大きく出ている患者様は抜歯矯正が適用となる場合が多いです。大きな効果が期待出来る治療法でもありますが、前突がそれほど無い患者様が抜歯矯正をした場合、唇が入り込み過ぎてしまうこともあります。
「思っていた見た目にならなかった」というような後悔を避けるためにも、当院では患者様それぞれの状態・要望にあった治療をすることが大事だと考えています。
口ゴボは矯正治療で治すことができます。その中でも抜歯をするかどうかは、患者様のご要望や状態をカウンセリング・診察を通して判断したうえでご提案させていただきます。その他にも、歯と歯の間を少しずつ削合してスペースを作る「ストリッピング」や奥歯を後ろに送る方法、顎の骨全体を横に広げる方法など、さまざまな選択肢があります。
また、矯正装置に関してもワイヤーで動かす方法やマウスピースを使う方法、歯の裏側に付けることで目立たなくする舌側矯正など、様々な種類があります。
当院では矯正治療を検討される患者様向けに「無料矯正相談」も受け付けております。カウンセリングを受けてから治療するかどうかを選択いただけますので、お気軽にご相談ください。
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