歯を失った部分にインプラントをして歯としての機能を回復する、という治療は徐々に一般的なものになってきています。
しかしそれに伴い、インプラントにまつわるトラブルが増えてしまっているのも事実です。その原因は、主に設備が不十分であったり、診断が適切に行われていなかったり、技術が不十分であることから起因しています。
インプラントのトラブルというと、「上顎洞にインプラントが落ちた」「鼻からインプラントが出てきた」などと、滅多にない大きなトラブルばかりに目を向けがちですが、歯科医師の目から見ると、もっと細かいところで「きちんと治療がなされていない」未熟な治療が多く目につきます。例えば写真1の例でいうと、 左上の2、3番目の歯がインプラントなのですが、歯がとても長く不自然な状態です。
これはインプラントを入れる位置が悪いために、このような歯を作らざるを得なくなったのだと考えます。このような状態だと、審美的な問題はもちろん、咬み合わせに問題がでる可能性もあるかもしれません。
正確な位置にインプラントを入れるのに大きな役割を担うのがCTです。骨を3次元的に見ることが可能になるので情報が多く、インプラントの位置の精度が向上します。今ではインプラント治療にとって必須と言っても過言ではありません。
ただし、位置がシビアな症例になってくるとCTだけではまだまだ十分とは言えません。1mm場所が違う、とか10度角度が違う、だけで最終の結果に大きな差を生んでしまうのです。
このような埋入ポジションの問題を解決するのが、「ガイデッドサージェリー」という道具を使った手術方法です。簡単に言うと、コンピューター上で作成したシミュレーションと、それにより作成した手術用のガイド(インプラントの案内板)を使ってインプラント治療の正確性を高めることが可能になります。ガイデッドサージェリーの具体的な手順としては、以下のようになります。
CTで撮影した骨のデータと、現在のお口の中の状態をコンピューター上で重ね合わせます。
その重ね合わせた情報を元に、歯のデザインを行い、インプラントをどこに入れるかのシミュレーションを行ないます。
そのシミュレーション結果をこのようなプレート式のガイド(インプラントの案内板)に反映します。
実際にこれをお口の中にあてがい、手術を行っていきます。
写真2でシミュレーション通りの良い位置にインプラントが入ったことがわかります。
このような一連の流れを踏むことで、手術時の「埋入ミス」をなくしていくというわけです。ガイデッドサージェリーの正確性は、主観的なものではなく、客観的に論文でも評価されています。
※参考文献
インプラント治療を手がけている歯科医院はたくさんありますが、より高い精度でインプラント治療をするためにも、ガイデッドサージェリーは優れた選択肢になってきます。当院は、技術を磨くだけでなく、患者様が少しでも安心してインプラント手術を受けられるようこのような手法を取り入れています。
インプラント治療をお考えの方、よろしければ一度ご相談ください。
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